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「寿司と自衛隊」


俺は本を読むのが遅い。理解力がないせいもあるが、集中力がない。読んでいて意識があちこちに拡散する。

たとえば「寿司」という本を読んでいたとする。内容には、マグロ、タマゴ、イクラ、ウニ…と記述されていたとする。こういう場合、自分は「イクラ」のあたりで

イクラ

北海道

雪祭り

自衛隊

などとあたかも連想ゲームのように思考が飛躍していく。だから「寿司」の本を読んでいるにもかかわらず、頭の中では「戦車」とか「戦闘機」のことを考えていたりする。そうして、自分はなかなかウニまでたどりつけない。


そんなわけで、最近は本を買うのは毎月10〜15冊、まともに読了しているのは(薄いのを含めて)5〜7冊といった程度になる。

もっと速く、多く読めるようになりたい。新宿紀伊国屋のような大書店に行くと読んでみたい本が多く見つかり、それでいて時間を考えるとあきらめざるをえない本も多くてもどかしさを感じる。


でも、その一方で、自分の発想力の源泉になっているのも、この読書スタイルなのではないかとも思う。著者が期待した読み方にはなっていないかも知れないが、「寿司と自衛隊」を結びつける発想が価値を生むことも、ときにはあったりする。

「一見かけ離れた2つのことを結びつける」ことを、自分はよくやる。それは「また突拍子もないことを…」という反応を得ることもあれば、「なるほど、そんなつながりがあるのか!」という反応を得ることもある。そして、そうやって思考をめぐらせたことについては、内容がユニークな分、中々忘れることがない。自分は読書量は少ないが、読んだものについてはかなりの割合が確実に自分の血肉になっていると思う。


脱線して、あらぬ方向に走りだすから、正規のゴールには中々たどり着けない。だけどその分、誰もが見ることのなかった鮮烈な風景を発見する。それが自分の読書スタイルなのではないかと思う。

まあ、この状態を維持したままスピードアップがはかれれば言うことなしなのだけど。

「問題設定力」

女性になかなかモテないT君がここにいたとする。彼はどうすればモテるようになるのだろうか? ファッションセンスを磨くことだろうか、それとも会話術を磨くことだろうか? 

仮に、複数の女性にヒアリングを行い、その多くが「やっぱ男はトークのうまさよね」と言っていたとする。そうであるならば、当然取り掛かるべきは会話術、ということになる。しかし、ここで仮にT君は「ファッションセンスが磨かれれば自信がつき、性格も明るくなり、自然と会話も上達する」男だったとする。そうであるならば、当然ファッションセンスから取り掛かったほうがよい、ということになる。

このように、「取り組むべき課題はなにか」を考えるときには、顧客のニーズであるとか、その改善時のインパクトであるとか、その他の課題との関連性などを考慮して決めていく必要がある。

大学生の時、「問題発見力&問題解決力」についての講義があった。しかし、そこでその教授は「本当に必要なのは、問題発見力というよりは問題『設定』力ではないか」と指摘されていた。論理的思考や分析思考のトレーニングを経て、たしかに自分も「問題発見」への感覚や手法は少しは身についてきたと思う。けれど、「問題設定力」はどう磨くかということについては未だ自分も模索を続けている。

特に昨年の事例1なんかはそのスキルが求められていた気がする。やるべき施策はいろいろと浮かぶのだけど、ではどこからどのように取り掛かるべきなのか。あの試験の難しさはそこにあったのではないか(個人的な憶測ですが…)。

そして、そのような場面に際しての上手な考え方を確立していくことが、今の自分のチャレンジの1つなのだなと思っている。がんばります。
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