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MAICのススメ


自分が好きなフレームワークの1つに「MAIC」がある。


Measurement(現状を定量的に把握する)
Analysis(測定結果の分析と改善策の検討)
Improvement(改善策の実施)
Control(定着のための管理)


もともとはシックスシグマの用語であるが、これは診断士試験において「PDCA」と同じくらいに使える切り口だと思っている。たとえば、

「運搬作業の改善手順を示せ」

と問われても、「仝従の運搬作業を定量的に把握し、結果を分析し、2善して、い修譴魴兮海任るように管理する」という流れを膨らませれば答えられる。また、

「情報システム導入の手順を示せ」
「一般的なコンサルティングの実施手順を示せ」


などと問われても同様になんとか答えられる(はず)。

「PDCA」が日常的なマネジメントのサイクルの手順として使えるのに対し、「MAIC」は上記のような改善、改革のプロジェクトの手順を述べるときに汎用性が高い手順なのではないかと思う。

口述の本番でそういった内容で質問が来たら、これで行こうと思う。


また、当然ながらこれは筆記試験でも有効だと思う。ボクは、そういった改善・改革系の手順が問われたとき備え、いつでも「MAIC」が引き出せるようにしておいた。

今年は出番がなかったけれど、過去には改善手順を200字で問う出題もされていたし、来年受験される方は覚えていて損のない言葉だと思います。


今日はTAC八重洲校で模擬面接。その後、同期のブーちゃんと勉強会。池袋で誕生し、1月から突っ走ってきた勉強会「GY」も我々にはこれで最後。今後は残りのメンバーの合格をお手伝いする側に回れるといいなと思います。

「曖昧な記憶は」


「曖昧な記憶はクソの役にも立たない」


試験勉強をやってきて、身にしみて分かったことの1つは、主に財務(あと経済学や運営管理や情報システムの計算問題)における、上記の一文だと思う。ちょっと下品な言葉が入っているけれど、心の中に強〜く印象付けてほしいことなので、インパクトを狙ってあえてそうしてみた。


よく言われることではあるけれど、「計算問題は解き方を99%理解していても、残りの1%を理解していなければ0点」になってしまう。

「100字で述べよ」という類の設問では、ちょっとくらい分からないことがあっても部分点で10点中3点とか5点とか稼げたりする。だから、全受験生の間で大きくは差がつかない。けれど、計算問題は「100%理解している受験生だけが10点、その他は0点」なのだから、差がつきやすい。


そして、2次試験ではその10点の差が思いっきり明暗を分ける。

約300人が受けた8月のT○C模試では、合格ライン周辺に合計点1点あたり3人とか5人とかの受験生が並んでいた。本試験に置き換えると、その10倍の30人〜50人が1点に集まっている計算になる。

だから、1点あたり30人と仮定しても、10点を失えば順位にして300位、ズリ落ちることになる。300位落ちたら、上位500位で合格圏内にいた受験生なら800位=いきなり圏外に飛ばされて、また来年♪ということになる。

だから、ボク達受験生は必死で計算問題を反復して、身体が覚えるほどにマスターし、そして、ポカミスを避けるためにあらゆる手立てを講じて、1点を死守してきたのだ(それでもミスっちゃうのが本試験なのだけど)。


実際、ボクは「ポカミスを1個に抑えられれば合格する」と読んでいた。いくつかの他社模試ではだいたいボーダーライン前後にいることが多かったが、いつも5点のミスを2つくらいやらかしていた。だから、もしそれが本試験でせめて1つに抑えられれば、ボーダー上の戦いからアタマ1個分突き抜けることができる、と考えたからだ。本番ではミス2つやっちゃったし、しかも財務以外の事例もいまいちだったので、結局はボーダーラインなのだけど…。


もし昨年や今年の難易度が続くとすれば、今から丁寧にやればまず間に合うと思う。だから、学習方法としては基本的に「1問ずつ完全攻略」の繰り返しがいいのかなと思う。「なんとなく分かったから次行ってみよう」というのではなく、「計算手順を身体が覚えている」「計算手順を人に説明できる」「計算の全体像を把握しており、多少応用問題が出ても対応できる」、そんなレベルにまで持っていくことが望ましいと思う。


「そうは言っても、時間がねえっすよ」というご意見ももちろんよーく分かる。けれど、ある診断士の方の言葉を紹介すると「実務の財務のややこしさはこんなものじゃない」、だそうで、やはり本試験レベルの財務会計は相当上位に入ってほしいというのが本音のようだ。

また、曖昧にしか覚えていなかった問題が演習や本番で出てしまったときの自己嫌悪感は相当大きい。「なんできちんと抑えておかなかったんだ!自分のバカバカ!」という思いはこれまでに何度も経験したけれど、やはり精神衛生上よろしいものではない。逆に、「きちんと抑えておく⇒出題される⇒きちんと得点できる」という成功体験のサイクルを積み上げていくほうが、この1年楽しくやっていけると思う。だから、やはり財務にはそれなりの時間をかけてほしいと思う。


以上、あまり成績のよくなかった自分のことは思いっきり棚に上げて、今回はかなり厳しめに語ってみました。

こちらポカミス供養所


数日後の本番に先立ちまして、これまでやらかしてきた計算ミスの供養をしておきたいと思います。

一緒に供養しておきたいポカミスがある方、コメント欄に書き込んでください。対象は計算ミスに限らず、ポカミスなら何でも結構です。

ここで供養しておけば、当日、同じミスはしないはずです(たぶん)。


【一覧】
・小数点以下「切り捨て」るところを「切り上げ」
・四捨五入の桁間違え
・財務諸表の「年度」を読み間違え
・設問文にある条件見落とし(参考
・設問文にある条件見間違え(参考

問題のある経営指標=売上総利益率:80%
(正解はもちろん20%。そのくらい気づこうよ自分… orz)

・税引き後利益の計算、(1−0.4)とすべきところを(1−0.6)
・公式を間違えて覚えていた(FCFの算出、企業価値の算出)
・プラスとマイナスが逆
・固定費と変動費が逆

・電卓の計算結果読み間違え
・計算結果の解答用紙への写し間違え
・字の汚さゆえ、自分で書いた「0」を「6」と読み間違え
・「0159」を「1059」とするなど、間違い電話みたいなミス
・「具体的に」の指示を見落とし、思いっきり抽象的に論述


まだまだ出てくるんだけど、とりあえずこんだけ。

事例にひそむ魔物たちよ、( ̄人 ̄)成仏したまぇぇ。

キーワード想起力


今ボクがやっている勉強は「1次のテキスト読み」である。

なんでかというと、演習でキーワードが書けずに失点しているケースがあまりにも目立つから。

たとえば、

「○○○事業に参入し、取扱い商品の数を増やす」

というよりは、

「○○○事業に参入し、ブランド拡張を行う」


のほうが、点数が高い。とりあえずTACの演習ではそういう採点基準っぽい。

個人的にはどっちでもえーやんと思うのだけど、まあ後者のほうが「1次の知識もバッチリですよ」というアピールにもなるし、たしかにコンサル的な知性を感じさせる、オトナな書き方なのかなぁと思う。


1次試験まではあいまいな記憶でも選択肢を見れば「ああ、そうそう、これだよこれ」というふうになんとなく正解を選べたが、2次試験はもちろん選択肢などない。事例企業の状況から、そこにふさわしいキーワードを、自分の記憶だけを頼りに引っ張ってこなければならない。案外これができず、演習後に模範解答を見るたびに アチャー(ノ∀`) となってしまう。


過去のことを悔やんでもしょうがないけど、そういう意味では1次の学習の方法をちょっと間違ったかなぁと思う。なるべく2次のことを意識して学習してきたつもりではあるけれど、やはりちょっと勝手が違っていて、そういう「キーワード想起力」とでもいうべきものはあまり培ってこられなかった。


んで、そういう力を高めるにはどうしたらよいかということを考えたあげく、こういうふうにやることにした。生産管理などのテキストを読み、用語が出てくるごとに「これが必要となるのはどういう状況だろうか」と想像してみる。ちょうど、解答から逆算して事例企業の姿を描くような感じかな。これである程度はキーワードが使いこなせるようになってくるはず(希望的観測込み)。


あとは、これもやっている方が多いかもしれないが、キーワードのリスト作成。演習や過去問の模範解答なんかでイイと思った表現や単語をどんどん蓄積していく。例えば「持続的な競争優位の確立」など、本試験でバッチリ使いこなせたらカッコいいんじゃないだろうか(たぶん)。


もちろん、これは仮説であって、うまくいくかどうかはわからない。けれど、とりあえず今言えること。それは、来年1次を受けるために学習している方には、ボクの轍を踏んで遠回りをしてほしくないので、今から自分なりに2次を意識した学習上の工夫ができないかちょっと考えてみることをオススメしたい、ということです。

奇策


「本文よりも設問を先に読む」


他の学校については存じ上げないが、TACではそう教えている。ボクもずっとそうしてきた。それは今に始まったことではなく、中学生の国語の授業あたりからそういうテクニックを教わって、こういう文章読解系の試験ではずっとそうしてきたと思う。


でも。


どうも自分にはそれが合っていないんじゃないかという気がした。最近、ミスの原因の1つとして、「設問を先に読んでいるために、それに妙に惑わされて、勝手な思い込みや先入観を持って本文読解をしている」ことが多いと気づいた。

また、設問の解答を探すことを意識して本文を読んでしまい、解答になりそうな記述があるごとに読解がストップしてしまうので、ストーリーを一気通貫で把握することができないという問題も感じられた。


したがって、もしかして自分にとっては「設問を先に読まないで、本文を先に読む」という手順のほうがいいのではないだろうかと思うに至った。本文を先に読む。そして、(設問に関係なく)自分が問題点の指摘やコンサルティング提案をするとしたらどんな内容になるだろうかといったことなどを考えてみた上で、ようやく「どういう設問があるか」を見る、という手順だ。

もちろん、これは設問を軽視するということではない。あくまで本文をどのように理解するかという話であって、設問に対しては、先日も書いたように「愚直に」従う。


この直前期になって解答の手順を変えるということに不安がないわけではない。けれどイチかバチか、先日のMMC模試ならびにTACの演習で試してみた。


結果。


最強。太陽系最強。なにこれ。気持ちよく読みきれるじゃないか。事例の流れや全体像が一気通貫で把握しやすくなったし、設問の曖昧な表現に惑わされずに、問題点や改善案を考えられるようになった。

もっとも、これをやると本文読解のスピードが落ちる。これまでは設問の内容をもとに本文の内容を想像したうえで読んでいたのだから、それがなくなれば当然に本文を読解するには時間がかかるようになる。

でも、多少速く読めたところで、そこに自分の先入観が入っているようでは解答の精度は落ちる。自分にとっては、多少時間がかかっても、本文の姿を正しく捉えられることを優先すべきだと考える。


…というわけで、グッドですこの方法。あくまで「自分にとっては」という条件付ですが。次の演習でもう一度試してみて、確信が持てたら完全にこの方法に乗り換えようと思います。

改行のワナ


ある財務事例でこんな読み間違いをした。

「…毎年のシステム運用費用および
バージョンアップ費用が50%減る。」

設問の文章がこのように改行されていることで、「50%減るのはバージョンアップ費用のみ」と思い込んでしまった。当然計算結果は合わない。

これがもし1文字でも多くまたは少なく改行されていれば、前の行からちゃんと読んだのかもしれない。けど、こうキレイに改行されていたことで思いっきり見落としてしまった。

こんなことで5点落とす自分も情けないが、本当、これが模試でよかったと思う。本番でやらかしていたらと思うと((((;゜Д゜)))ガクガクブルブルだ。


教訓:改行のワナに、要注意。

素直になれなくて


最近たびたび、設問の指示に素直に従っていないがために失点をすることがある。

ちなみに、ボクは学生時代、家庭教師や塾講師のアルバイトをしていた。国語の問題を解くときには「ほら、理由を聞かれているんだから、理由を答えないと。設問の指示には従わないとダメですよ〜」と何百回と指導していた。そのボクが添削で、

「設問の要求・指示に従いましょう」

とバッサリ斬られる。orz

どうしたことだこれは。

たぶん、思うにアレだ。H17の生産事例と同じ。「C社は品質に自信を持っている」つもりでも客観的には品質管理がまだ足りてないという問題と同じで、「自分は素直さに自信を持っている」つもりでも、客観的には素直さがまだ足りていない、ということなのではないかと思う。

だから、うまく言えないけど、肌感覚で自分が「やりすぎ?」と感じるくらいの素直さで取り組んでみてちょうどいいのかも知れない。キーワードは


「素直」というよりも「愚直」

「正直」というよりも「バカ正直」


今度試してみようと思う。



追記:このタイトルを見て、シカゴの"Hard to say I'm sorry"がアタマの中を流れた人は(゚∀゚)人(゚∀゚)ナカーマ!

メリット、デメリット、そして「前提条件」


「OEMのメリットは…、デメリットは…」「機能別組織のメリットは…、デメリットは…」といったように、1次試験の知識をベースとして、様々な方策の「メリデメ」をアタマに入れようとされている方は多いと思う。

ボクは、それに加えて「前提条件」も覚えるように心がけている。

たとえば過去問(H17組織事例)では「業績連動評価」が出題されたが、これはメリットやデメリットを問うというよりは、「導入しようとしているが上手くいかない。その理由は?」という設問であった。

何かを導入しようとしているのにそれができないということは、それが必要とする「前提条件」を満たしていないからということに他ならない。

たとえば休日の過ごし方として「ドライブをする」ことのメリットは「好きなところにいける」などであり、デメリットは「混雑すると大変」「運転が疲れる」などとなる。しかし、そもそも「車を持っている」という前提条件を満たしていないと、この方策を選ぶことはできない。

「業績連動評価」の話に戻ると、これを導入する上では「きちんと考課できる上司がいること」「業績と個人の評価を結び付けられること」などの前提条件がある。過去問では要はこれらが満たされていないから導入できない、というのが答えの方向性だった。

…というわけで、ボクなんかは2次までの時間がないので、どこまでマスターできるかわからないけど、来年の受験に備えている方がもしいらっしゃいましたら、これからいろいろな方策とそのメリデメを習っていく中で、「そもそもこれはどういう条件を満たしたら導入できるのだろう?」「どんな企業に向いているのだろう?」ということを想像してみる習慣をつけてみると対応力がついていくのではないかと考えます。

実際のコンサルでも、その企業の実態をよく知らずに、前提条件を満たしえない策を提案しちゃったりすると怒られちゃうので、そういう意味でも今のうちから方策と前提条件のペアを意識しておくのはいいんじゃないかと思います。

Externalization(暗黙知の形式知化) 後編


前回の続き。

暗黙知の例として挙げられるものに「自転車の乗り方」がある。自転車に乗ったことがない人に対して、その乗り方を言葉で教えるのが困難であるように、演習中に正解を導き出した(あるいはミスをした)プロセスを言語化することはとても難しい。

それでも、演習において「なんとなく」できたものを「なんとなく」のままにせず、再現できるようにする。マグレをマグレのままにせず、できるだけ自分の真の実力に変えてゆく。

もし、人に分かってもらえるくらいの言語にまで落とし込めたよいノウハウがあれば、今後ここで紹介していきたいと思う。

◇ ◇ ◇

ところで、この「暗黙知の形式知化」はボクがここ2年ほど、追いかけているテーマでもある。知り合いの小売業の経営者は言う。

「いやー、自分が店に行くと売れる売場が作れるんだけど、そのノウハウを上手く部下に教えることができないんだよねー、ガハハ」

つまり、「暗黙知を形式知化できない」と言っているワケだ。こういうタイプの中小企業経営者の方は多いと思う。彼らがこれから数年、暗黙知を内に抱えたままリタイアしていくとすれば、それはその企業、ひいては日本経済にとっての損失になると思う。

だから、そういう経営者の方のためにも上手い知識承継ができる方法を見つけること、そして診断士試験に受かること、この2つのゴールに同時に近づいていくことを目的として、ボクは日々「暗黙知の形式知化」にチャレンジしているのである。

Externalization(暗黙知の形式知化) 前編


多くの企業や組織が「形式知」と「暗黙知」を持っているように、資格の勉強のノウハウにおいても「形式知」と「暗黙知」があるように思う。

ボクが2次試験の勉強において最も意識していること。それは、

「暗黙知を形式知化すること」

である。

演習中に無意識に行っている思考プロセスやテクニックを、なんとか意識下に落とし込み、言語化することで完全に自分のモノにする。

たとえば、ある設問でたまたま正解できたとき、演習中に何をやって正解にたどり着いていたのか、丹念に洗い出す。演習中の思考プロセスをコマ送りで再生するようにトレースし、一瞬ピカッとひらめいた瞬間に何を考えたのか、何をやったのかをきっちり捕まえる。たとえそれが「もやもやっ」とした感覚的なものであったとしても、それでもあきらめずに粘り強く視覚化・言語化しようとする。


…うぅ、やっぱり文章では上手く説明できない。
「暗黙知を形式知化させる技法」、それ自体、非常に暗黙知的だと思うのであります。

(続く)
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