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文字数調整トレーニング


たとえば、解答欄に「コミュニケーション」という言葉を書くと9文字分埋まる。

これに対し、それを「意志の疎通」と置き換えると5文字分埋まることになる。

・「問題は、部署間のコミュニケーションが不十分なことである」
・「問題は、部署間の意志の疎通が不十分なことである」

このように、(ほぼ)同じことを言いながら、文字数は4文字違ってくる。また、「見直しを図る」と「見直す」という言葉。

・「出店戦略の見直しを図るべきである。」
・「出店戦略を見直すべきである。」

これも(ほぼ)同じことを言いながら、文字数は3文字違ってくる(こっちについては、前者のほうがややオトナな表現と言えるが)。

いずれの場合も、解答欄に多くの要素を詰め込みたかったら文字数の短いほうを、書くことがなくて文字数を稼ぎたかったら文字数の多いほうを選べばよいということに(基本的には)なる。

自分の通っていたTACでは文字数が余っても減点はされなかった。ところが、他社の模試では空欄が多いと(100字なら95字未満くらい)減点するところもあり、初めて減点されたときは「げっ!」と思った。

本試験で「空白が減点」なのかどうかは分からない。ただ、自分なりのローリスクというか、一応減点される可能性を考慮して、また、解答用紙のパッと見の印象を高めることを意図して、必ず95字以上は埋めようと決めていた。


そんなわけで「語彙・表現力を豊かにして(冒頭のように)いろいろな書き方ができるようになれば文字数は調整できる」と考え、それを意識したトレーニングを行った。

まず1つは写経。写経にはさまざまな目的・意図があるけれど、その中の1つとして「語彙・文章表現の吸収」ということがあると思う。人は人ごとに同じ語彙・表現を使う傾向がある。たとえば「コミュニケーション」という言葉を使い慣れている人は、その言葉が必要なあらゆる場面で「コミュニケーション」という言葉を使うだろう。だから、写経をしていて「あ、『意志の疎通』ってのはほぼ同義だなあ。そっちのほうが文字数が少なくてすむなあ」という学びが得られれば、今後はその2つを使い分けることができる。

また、「勉強会」も同じ目的が果たせる場だと思う。受験仲間と解答を見せ合うことでやはり「あ、そういう表現もあるのか。そっちのほうが文字数が少なくてすむなあ」などという気づきが得られる。

他にもいろいろトレーニング方法は考えられるかもしれない。単純に、読書量を増やせば語彙・表現も豊富になっていくと思うし。


ともかく、自分はそういうことを意識してやってきた。おかげで、本試験ではほとんどの設問で98〜100字を埋めることができた。文字数の調整はほとんど瞬時に行え、解答要素の検討などに時間を集中することができた。

そうそう、誤解してほしくないのは、これら文字数調整の話は、はあくまで文章のまとめ方の話であり、「そもそも解答要素が妥当か」とは別であるということ。いくら文字数が調整できようとも、本質の解答要素をハズしていては得点には結びつかないであろう、ということは付記しておきたいと思います。

機械で引っ張られる水泳選手


昨日の続き。

本題とは関係ないけど、Mちゃん、ファンレター(?)ありがとう。ボクも「手抜き、楽などせずずっとベストキープして」がんばります。


昨日は写経の留意点っぽいことを書いたけど、今回は写経をやってみての雑感を記してみる。

超うろおぼえの話だが、オリンピックかなんかの水泳のトレーニングで「プールの中で、機械で選手を引っ張る」というのがあるらしい。その速度は世界記録レベル。つまり、自分で速く泳げるようになる前から、世界記録レベルの速さを強引に体感させ、速く泳げることのイメージをつけさせることを目的にしているとか。

コンサルティングの業務においても、

)召泙靴せ僂離ぅ瓠璽(To-Be)を描き、
現状(As-Is)を把握し、
そのギャップを埋めるためのアクション(To-Do)を定義する

というアプローチをとったりする。何にせよ、ガムシャラに努力するのではなくて、たどり着きたいゴールのイメージを明確にしてから望んだほうが方向性を見失いにくいということなのだろう。そして、模範解答の写経も、解答作成時の望ましい姿のイメージを焼き付けられるという点でメリットがあるように思う(このあたり、takeshiさんも「成功体験?」というかたちで近いことを述べられていると思います)。


また、「写経は思ったほどに機械的な作業ではない」ということを、写経をやってみて初めて分かった。実際には相当アタマが疲弊する。それは、他人の書いた文章をトレースするということは、他人の思考プロセスをトレースするに近いことでもあり、年齢の数だけ慣れ親しんだ自分の思考を使う余地がないからだと思う。

たとえるなら、今まで舗装された道路を走ってきたバイクがいきなり荒れ地を走るようなもので、違和感感じまくりだし、まっすぐ転ばないように走るだけでも相当神経を使う。でも、当然ながら本試験も「未踏の荒れ地」なのだから、今のうちに多くのタイプの荒れ地を走り慣れておく必要がある。

写経の意義はきっとそういうところにあるのだろうと思う。

2秒で1文字


こんばんは、ryonga改め、ペパチェ(オレユニさん命名による)です。

…「改め」といっても、"ペパチェ"も気に入っているのですが、"ryonga"も元祖だしこれで覚えてくださっている方も多いわけでどちらで呼んでいただいても結構なのですが、まあ、「カルカン」と「ペディグリーチャム」みたいな一種のマルチブランド戦略だと思ってください(?)。


◇ ◇ ◇

…さて、はじめて「写経」(いわゆる文章力をつけるための全文書写)をしてみた。対象はMMC模試の模範解答。今後写経をやってみようという方への参考として「こんなことに留意したほうがいいんじゃないか」と、写経しつつ思ったことを書き残してみる。


【1.写経のときは多頻度小口配送をしない】

たとえば、『A社は環境変化に対応できていない』という一文を書き写す場合。

「A社は…(書き写し)/環境変化に…(書き写し)/対応できていない…(書き写し)」

…というように細切れに書き写していると頭の中に内容が残りにくい。英語を学ぶときには、英単語を1語1語だけ暗記するよりも、複数の単語をカタマリとして理解していくほうが会話や文章表現の力がついていくそうだが、それと同じで、

「A社は環境変化に対応できていない(一息に書き写し!)」

…というように、やはりある程度まとまった単位で書き写したほうが、脳に定着しやすくなると思われる。

つまり、写経では「仝気諒絃 ⇒ 脳 ⇒ 自分のノート」という順に文字情報が伝わっていくが、このとき、情報の一度あたりの配送量を多くし、配送頻度を少なくするというやり方が、学習上望ましいのではないかと思った。慣れるまでは大変だけど。


【2.自分が文字を書くスピードを知る】

100文字の模範解答を何秒で書けるか、写経しつつ計ってみる。
自分の場合は約3分半だった。ということは、

)榿屬任100文字の解答欄が空白だった場合、少なくとも残り3分半の時点で書き始めていないとダメということになる。

△泙拭100文字の書き直しが発生した場合、それは少なくとも3分半のロスということを意味する。3分半でできる読解や思考の量を考えると、このロスは大きい。

トータル600文字の事例問題だった場合、書くだけで単純に21分かかることになる。ということは、読解や思考に使える時間は59分ということになる。800字なら28分+52分。つまり、文字数3割増しなのに、思考時間は1割以上減。こりゃ忙しいわけだ。

1文字書くのに約2秒かかる計算になるので、「この設問は80字だから160秒くらいかかるなあ」などの見積りができる。

…といった作戦がいろいろと立てられる。
自分の筆記スピードを知っておくのは (・∀・)イイ!


明日へ続きます。

論述試験における日本語のギモン2題


かなり重箱のスミな日本語の問題だが、ボクの疑問を提示しておきたい。

 屐○を決める」と「○○を決定する」はどちらが好ましいのか。

他の例としては、

・「ニーズに応える」と「ニーズに対応する」
・「売上が増える」と「売上が増加する」

など。どちらも内容は同じだが、表現としては大人っぽい後者の方が採点者の心象がよくなるのだろうか? どちらでもよいというのであれば、文字数を圧縮するためには前者を使いたい。(また、試験を離れ、中小企業のクライアントに読ませる文章、という視点で見ると、前者のほうが読みやすいかも)


△任蓮⊆,裡欧弔世辰燭蕕匹辰舛よいか?
「アルバイト教育をしているが、接客レベルが向上しない」
「アルバイト教育をしている。しかし、接客レベルが向上しない」


これもどちらも意味は同じだが、一文を短く区切れている後者のほうが、採点者にとっては読みやすいのではないかという気がする(ちなみに、一般に1文あたりの文字数が50文字を超えると読みにくくなると仕事で教わったことがある)。特に設問で「簡潔に述べよ」という指示があった場合は後者のほうが簡潔なイメージが与えられるかもしれない。ただ、これも,汎瑛諭∩絢圓里曚Δ文字数を圧縮できる場合がある。

本来ならば状況によって使い分けるのが一番、と言いたいところだが、そうするとどこか統一性のない解答用紙になってしまうおそれがある(例:ある部分では「決める」と書いているのに他の設問では「決定する」と書いている、など)。

TACでの添削では、内容が妥当ならそれでOKという感じで、このへんのことはあまり指導してこないが、本試験では実際のところどうなのだろう。

教えてエライ人♪
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