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試験で問われない能力


…はいろいろあると思うけれど、まず挙げられるのが「実現力・実行力」だと思う。

もっとも、試験のための学習を通して間接的には問われているのかも知れないが、とりあえず2次試験の解答用紙に書いた提案内容については、それが採点者のお眼鏡にかなえば、仮に自分自身でまったく実現することができない内容だとしても合格はする。

ボクもコンサル歴は浅いし、あまりエラそうなことは言えないけれど、大変なのはむしろ提案の後だと思う。「コレをやりましょう」と提案したあとで、クライアント内の多くの方との利害調整に奔走する。そっちのほうがはるかにかかるエネルギーは大きい。

「実現力」の重要性については、TACのE先生もM先生も講義中に言及されている。E先生によれば、やはりかけるエネルギーは「提案2割:実行8割」だという。

新しいことにチャレンジしようとすると、様々な抵抗が出てくる。

まず、正面きって反抗してくるタイプがいる。ただ、これは意外と対応しやすい。それだけ強いエネルギーで刃向かってくるタイプはそもそも愛社心などが強く、「会社をより良くする」という目的では一致していることが多い。その点を拠り所に対話を積み重ねていけばなんとか相互理解が得られることが多い。

一番タチの悪いのは「自分では(代替案を出すなどの)行動を何もしないくせに、斜にかまえて外野から評論家ヅラしてアレコレ言う」タイプではないだろうか。こういうタイプは対応の困難さ以前に、こちらがそういう人物を軽蔑してしまい、なんとか対応しようとするモチベーションをなくしてしまう。そこが難しい。

それでも要領よく対処してしまうのが真のコンサルタントなのだろうけど、ボクは未熟にして、そこまで至っていない。

もっとオトナにならないといけません。

オートクライン的学習

心理学やコーチングなどを勉強していると「オートクライン(autocrine)」という言葉を目にする。これは「自分の考えを言葉にすることで理解する事ができる」というコンセプトである。

「教えることは最大の学びである」という言葉もある。たしかに、受験指導校の先生なんかもよく「この流れを他人に説明できるくらいになるまで理解くださーい」などと言ったりする。人に説明できるということはすなわち、曖昧にではなく確実に理解しているということを意味する。

TAC模試のWeb説明会でも、「見る」「書く」そして「しゃべる」を駆使して記憶せよと、ミヨシ先生がおっしゃっていた。関係ないが、自分はお調子者キャラなので、あのように落ち着いた雰囲気で、説得力のある話ができる人は尊敬してしまう。いつもハイテンションなエンドウ先生も好きだけど。

話は戻る。

というわけで、自分はオートクラインを意識し、たとえば「販売管理」の内容をパワーポイントにまとめて、小売業の知り合いを集めて勉強会を(半ば強引に)開いたりした。また、そのような機会がなくても「この論点、もし自分がミヨシ先生だったらどう解説するか?エンドウ先生だったらどういう角度から解説するか?」などというように妄想、いや想像して口に出してみる。最初は時間がかかるが、慣れてくれば短時間でイメージできるようになる。なかなか愉快で楽しく学習できるし、これで結構効果はあった気がする。

ちなみに、販売管理の勉強会はなかなか好評である。中小小売業では、販売のベテランの人でも「マグネット」や「ファサード」と言った言葉を知らなかったりすることが多い。もちろん知識があるから優秀だということには必ずしもならないが、経験とカンをベースに仕事をしてきた彼らに、改めて販売管理の体系だった知識・理論を提供することでプラスの化学反応が生まれてくれたらよいなと思う。
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