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「再現答案」だけでなく「再現思考プロセス」も作ろう


先週の2次試験を受験された皆様、おつかれさまでした。

すでに再現答案を作成された方もいらっしゃると思いますが、僕からは「再現思考プロセス」について話をしてみようと思います。

「思考」とは、

・与えられた問題に対して
・外から入ってきた情報と
・頭の中にある知識を
・組み合わせて加工(解釈、判断)し
・答えを出す

ことです。



■例(実際はもっと具体的に書いたほうがよいです)
〔簑蝓
 テニススクールB社に適した新規事業を提案せよ

⇒新錣らの情報:
 会員に対して託児サービスを行っている(○段落○行目)
 駅から近い(○段落○行目)
 営業時間が長い(○段落○行目)

Fの中の知識:
 女性の出産後の社会参加や就業希望が増えている

げ湛:
 立地や営業時間の利便性を活かして託児サービスを会員外にも拡張すれば、働く母親のニーズをつかめるのではないか?

ヅえ:
 託児所を提案する


試験の各設問(に限らず思考と呼べるものすべてですが)は、このような枠組みに当てはめられるはずです。

再現答案を作り、受験仲間や予備校の解答例と比較することがあると思いますが、解答に違いがあるとしたらどこで違いが起こったのかを分析していく必要があり、上記のように分けて見ていくと原因が発見しやすくなります。

たとえば

△原因のケース
⇒正解に必要となる情報の選択を誤った。または選択できなかった。

が原因のケース
⇒知識が足りなかった。または知識としては知っていたが頭の中から引き出せなかった。または引き出せたが、その知識はここでは使えないと決めつけてしまった。

い原因のケース
⇒情報や知識の解釈を誤った。論理的に飛躍した。

といったことが考えられます。繰り返しますが、答案の表面的な違いにこだわるのではなく「違いを生んだ違い」にこだわることが肝心です。


人間の思考プロセスは不完全なものです。常に(特に緊張状態においては)合理的な判断ができるとは限りません。

たとえば最近、コンピュータウィルスによる乗っ取り&脅迫と、それによる誤認逮捕が話題となりました。この事件では捜査過程で「250文字の脅迫文を2秒で打ち込んだ」ことが判っています。

当然、人間では不可能な行為なのでこの時点で(ウィルスなどによる)自動入力を疑うべきなのですが、事件解決を焦った警察は、この疑問をスルーしてしまいました。

◆誤認逮捕 事実を包み隠さずに(信濃毎日新聞)
http://www.shinmai.co.jp/news/20121025/KT121024ETI090004000.php

「結論ありき」で思考をしてしまうと、途中にあった違和感や疑問も軽視してしまう。今回の件の警察をかばう気はまったくありませんが、人間にはこういった「思考のクセ」がつきものです。そして、こういったクセが人間にはいろいろとあるのだということを、知っておくべきだと思います。


前述した「再現思考プロセス」において特に振り返ってみていただきたいのは、こういった「思考のクセ」です。単なる「知識不足」が原因で失点したのればそれを補うべく勉強すればよい話なのですが、そうではなく「思いこみ」「決めつけ」といったクセがあるのであれば、それは意識して矯正していかなければなりません。

というわけで、まずは上記の枠組みで、思考プロセスを再現してみる(いきなり全事例全問は大変だと思うので、事例1つとか、気になった問題1つからでもよいと思います)。

そして、できれば、それを他の人と比べてみて、↓い里匹海念磴い出たのかを見出してみる、ということをオススメいたします。

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comments

TCM2期受講生です。

「再現思考プロセス」は、「本試験当日の思考プロセス」の再現ということですね。

去年の初回受験の時に、先生のご著書の「受験生最後の日」のイメージでそれらしいものを作成しました。今年も同様に作成し、ブログにアップ済です。また、再現答案作成時に一緒に「再現思考プロセス」も作成すると、再現性の比率が上がるようです。

すでに、勝手に合格体験記を書いてしまっているので、落ちた時のことを考えずに申すと、この1年間は、事例演習や過去問で「再現思考プロセス」の見直しや修正をやってきたのだということが理解できました。

そういうことは、直接、予備校では教えてくれないのですよね。TCMで鍛えた部分の一つだと感じています。




   

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