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敗北と向きあうために、たとえ全く自信がなくても受験しに行こう。


あと1週間で、診断士の1次試験です。

合格に向けてこれまでがんばってこられた方々は、ぜひこのまま本番を突破していただきたいと思います。今回の記事の対象は、約3000人の「当日不参加組」の方々です。

つまり、申し込みをしたものの、自信が持てなかったり、思ったよりも学習時間がとれず合格の見込みほとんどなしと判断して当日会場に行かない、という方々です。

診断協会のサイトによると、昨年は21,145人が申し込みをして、実際に受験された方は17,832人でした。ということは3,313人の方が受験されなかったわけです。

不慮の事故や急病などで不本意ながら参加できなかったという方もいらっしゃると思いますが、それを差し引いても3000人くらいの方が「会場に行ける状態なのに行かなかった」と思われます。




もし僕が同じ立場だったら、つまり申し込みはしたものの予想外に仕事などに追われてしまい、勉強する時間が取れなくて合格の見込みなしと判断したら、同じように本番をボイコットしていたと思います。

僕は「負ける戦いはしない」性格の人間です。大学受験や就職活動でも、自分にとって無謀そうなところは受けませんでした。また、ドラクエやFFでレベル20で倒せるボスがいたとしたら、レベル25を超えるまでは戦いに行きませんでした。そういうタイプのリスク回避志向な人間です。


負けるということは、自分の未熟さ、いたらなさを直視する、ということです。体重計に乗って自分の体重を知るのが怖いのと同様に、ダメな自分という現実を直視することは辛いことです。できれば避けたいことです。




しかし、負ける経験、敗北に向き合うという経験はしておくべきだと、今では思います。辛いけれど、敗北の悔しさを全身で感じ、それに謙虚に浸りきることで、ようやく人は強い意志をもって足を踏み出すものだと考えるからです。

逆に、本番を受けに行かなければイヤな思いをしなくて済むかも知れませんが、逃げれば逃げ続けるほど、新たに足を踏み出す貴重な機会を遠ざけることになります。




「勝てない勝負は避ける」性分だったためか、僕は実際になにかに負けたときに、より落ち込んだり引きずったりするようになってしまっていたと思います。また、時には「勝てる勝負」にすら怖くなって挑まなくなってしまったこともありました。

それに気づいて、最近では「敗北に向き合う」という体験をなるべく意識的に行っています。

たとえば「ドラクエではあえて低いレベルでボスを倒しに行く」。負けそうになってもリセットボタンを押したりはしません。敗色濃厚でも全滅するまで戦い、悔しさを感じきります。たかがゲームと思われるかもしれませんが、自分にとっては本気で自分を変える取り組みなのです。また、仕事全般でも「勝てない勝負を避けない」よう意識しています。




だから、「受けるのやめようかな〜」と迷っている方は、迷わずに受けてみることをオススメします。あわよくば1科目くらい運よく合格できるかも、とかそういうセコい理由からではありません。

全然答案が埋まらない恐怖感、焦燥感、屈辱感、敗北感を全身で受け止めることが、次の1年への意志をより確固たるものにすると考えるからです。

「どうせ合格しないのだから、行かないほうが時間と交通費が浮く」という考え方もあるかも知れません。ですが、僕は1万3千円のコストで「目が覚める」経験を買える貴重な機会だと思っています。

体重計に乗らなければ、その現実からいつまでも逃避することができます。しかし、体重計に乗らない人はまずダイエットに成功しません。勇気を持って現状を把握することなくして改善はありません。

敗北に向き合う耐性がないと思う方ほど、ドラクエで過剰にレベル上げしてしまう人ほど、当日は受けに行っていただきたいと思います。

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