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【写真で一言】クリエイティブシンキング(創造的思考力)は鍛えることができる


もし、クリエイティブシンキング(創造的思考力)を高めたいのであれば「写真で一言」をやってみることをオススメします。

「写真で一言」とは、お題として与えられた写真につけるユニークなキャプション(一言)を考え出すというものです。参考までにこちらの「傑作選」を見ていただければその楽しさが分かると思います。

「写真で一言 ボケて」
http://bokete.jp/

例:


以前も書きましたが、先月&今月と、研究会において「写真で一言大会」を開催しました。これをみんなで取り組むことによって、楽しみながら創造的思考力を鍛えることができるのではないかと考えたためです。

この2ヶ月間で、(自分を含め)参加者のアウトプットの質が上がったことが実感できました。最初はみんな苦戦していましたが、2回目になるとユーモラスなものも出始め、最後には「5分間でネタを3本作る」というムチャ振りもやってみたのですが、それでもおもしろいものが出てくるようになりました。

それゆえ、この遊びは楽しみながら発想力を鍛えるトレーニングになりうると考えています。


【発想力の方程式】

どうすればよいアイディアが生まれるか。僕はこう考えています。


アイディアの質 = 知識量 × 引き出し力 × かけた時間


まず、「どうすればよいアイディアが生まれるか」についての重要な変数は「知識の量」です。知識が10しかない人よりは100ある人のほうが、引き出しが多い分ユニークなことを考え出す確率が上がります。そもそもインプットしてないことは、アウトプットしようがありません。



ただし、同じ「100」ある人どうしでも、その引き出しから「おもしろいアウトプットにつながる知識を引き出せるか」のスキルには差があるように思います。


(上図では黄色い丸が「よりよいアイディアにつながる知識」だと思ってください。これを頭の中から引き出せるほどよいということです)

冒頭の例(「魔法が解けたと思った瞬間、また石にされた」)で言えば「石」とか「魔法」という単語、あるいは「石になってしまう魔法」という概念そのものはほとんどの人の頭にあると思います。ただ、この写真を見て「石になってしまう魔法」という概念を頭の中からひっぱりだせる人、結びつけられる人はかなり少ないでしょう。

研究会においても、誰かがおもしろいアイディアを発表したときには「そうきたか!」「その発想はなかった!」といった感嘆が漏れました。つまり、まったく知らない言葉が出てきたのではなくて、自分の頭の中にあったけど引っ張り出したり結びつけることができなかったといったほうが近いのです。

実際、前掲の「傑作選」を見ても、それぞれを構成する語彙や概念自体は誰でも知っているものがほとんどです(というか、知らない言葉では笑うことができません)。

なので、アカデミックな研究などで高度な知識が求められる場合は別にして、創造力を高めるうえでは知識以上に、その「引き出し力」をどう高めるかが肝心になってくると思うのです。


【「引き出し力」の高め方】

どうすれば頭の中からより適切な知識を引き出し、結びつけることができるのか。そのノウハウやテクニックについては研究会でも議論されました(いずれ紹介したいと思います)。

ただし、いろいろなテクニックはあれど、根本的な「引き出し力」を高めるためには地道なトレーニングしかないと考えます。具体的には、研究会でやったように「アウトプットを作り他人と比較する」ことです。

最初は自分だけで時間をかけて考えてみる。そのうえで、他人のアウトプットを見る。そうして「その発想はなかった!」と悔しがる。どうしてそれを閃かなかったのか、見落としたのか、できるだけ内省してみる。

最初は自分の発想力のなさに嫌気が差すかも知れません。ですが、悔しく感じた分だけ、その後は発想の引き出し力が上がっていきます。なぜそうなのかは分かりませんが、人間の引き出し力のレベルは固定されているのではなく、悔しさを積み重ねるごとに少しずつ穴を拡げるようにプログラムされているようなのです。自分も、今回に限らず他の人のアウトプットや書籍から、同様に発想力を磨いてきたという実感があります。


最初にも書きましたが、先月と今月の研究会とでは、(個人差はあるものの)全体的なレベルの向上を感じました。「クリエイティビティは才能やセンスの問題だ」と諦めてよいものではなく、こういった取り組みを続ければそれは報われるものと信じています。

何人かで集まる機会があるのであれば、ぜひチャレンジしてみてください(複数人で集まるのが難しければ、この「写真で一言」のサイトへの投稿にチャレンジしてみるのもよいと思います)。


(ちなみに、このトレーニングは診断士試験の2次においても応用できそうな気がしています。「頭の中から知識を引っ張り出して与件に当てはめる」という点で共通しているからです。このへん、いずれ深掘りしてみようかな)

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