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名言には「続き」がないかを疑ってみる


山本五十六の名言で

「やってみせ、いって聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ」

というのがあります。そして、これに続きがあるということを最近知りました。


「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。」

「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」


なるほど、続きも深い言葉です。




ところで、この言葉↓にも続きがあることをご存じでしょうか。


「柔よく剛を制す」



続きは「剛よく柔を断つ」。つまり、「柔」だけがよいというのではなく、双方にそれぞれのよさがあるということです。

前半だけを知っていると「柔>剛」という印象を持ってしまいそうですね。


さらに、こちら。


「天は人の上に人を造らず 人の下に人を造らず」



これだけ見ると福沢諭吉先生は平等主義者のように映ります。

しかし、この後にはこのように続きます。

「でも実際、人って平等じゃないんだよね。それはなんでかというと学問をしてる人としてない人がいるから。だから学問しようね!」(すなわち、「学問のススメ」です)。


冒頭の山本五十六の言葉は、続きを知らなかったからといってどうということはありませんが、後の2つは続きを知っているかどうかで意味がだいぶ変わってしまいます。

「名言」は私たちに勇気や気づきをくれますが、インパクトのある言葉ほど、その「後ろ」がある可能性をつい見落としがちです。

特に、人は自分にとって都合よく情報を取捨選択する生き物であり、自分の思想や価値観にあった言葉にはつい飛びつきがちです。
(たとえば、重度の平等主義者の人が初めて「天は人の上に…」の言葉に触れたら、「まさしく自分のための言葉だ!」と反応してしまうでしょう)

インパクトのある名言ほど、自分が賛同できる名言ほど、すぐに鵜呑みにせず、その真意は何なのかを探ってみる必要がありそうです。

特に最近はtwitterやfacebookのように、情報を容易に拡散できる仕組みがあるだけに、事実誤認や誤った解釈を広めてしまうことのないように注意したいものです(広めてしまえば、恥をかくのは自分なわけで)。


ちなみに「百聞は一見にしかず」にも続きがあるみたいです。


「百見は一行にしかず」


Just Do It! ということですね。

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