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TCMメソッド その3「頭の筋トレ・読解力トレーニング」


先月からTCMでは「読解力トレーニング」というものを始めています。

これも他のメソッドと同様にシンプルなもので、「一定の文章(一部の接続詞が抜かれているもの)を提示し、そこに入る接続詞を考える」というものです。受験の現代文などで経験のある方もいらっしゃるかも知れません。

たとえば、下の(   )に入る接続詞を考えてみてください。


「ネコは本来、警戒心の強い生き物です。この警戒心とは、敵の気配を察したらすぐに逃げられるように、つまりネコが自分の身を守るために持っている本能です。(   )、心から安心できる環境にいるネコは、幸か不幸かこの能力を使わずにすんでいるのです。」


ここに入る接続詞を特定するためには、前後の内容とその関係性をきちんと理解しなければなりません。こういったトレーニングを通して、

(1)文章の内容を的確につかむ力を磨く
(2)接続詞のセンスを磨くことで読解のスピードを高める
(3)接続詞を適切に使うことで、筋道の通った分かりやすい文章を書けるようにする

といったことを目的としています。また、「なぜ、その接続語を選んだのか」を考え伝えるプロセスを通して、

(4)論理的に説明する力を磨く

こともねらいとしています。

「なんとなく」で接続詞を入れることはできると思います。しかし、「これこれこういう理由で○○が入る」と言語化し説明するのは意外と難しいのです。

2次試験では「うまく説明できない」ことが原因で失点することがあると思います。「そもそも答えの見当すらつかなかった」というのならまだしも、「なんとなく違和感を持っていたが表現できなかった」というタイプの失点はもったいないと言えます。


地味なトレーニングであり、事例演習に比べたら楽しくないかも知れません。しかし、それはスポーツに例えるなら「基礎トレ」と「実際のゲーム」のような関係であり、土台の実力無くしてゲームで勝つことはできないと考えています。

事例問題を何十問も解いているのに成果に結びついていないというのであれば、もしかしたら根本的な「読む力」「表現する力」が足りていないのかも知れません。

TCMではそういう仮説に立って、このような「頭の筋トレ」をしています。

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