May 2017  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

最悪は、意外と最悪ではないかもしれない


先日、国立ファームの高橋がなり氏の講演を聴きに行ってきました。

ソフト・オン・デマンドでの成功により、一生遊んで暮らせるほどの財産を得たはずの高橋氏ですが、氏はそこで引退することなく、農業という分野で新たなチャレンジを続けています。


※創業時に持ち込んだ資産10億円は、今どのようになっているのかHPで見ることができます(笑)。

(画像をクリックで移動)


講演の中で印象的だったのは、氏の失敗体験の豊富さでした。テリー伊藤氏の下で働き、原宿の「元気が出るハウス」で大成功したものの、その後独立して会社を2つ潰し、やっとSODで大成功したものの、現職の農業でもまた試行錯誤を繰り返しています。

パワポの全ページ(20ページ近くはあったかと思います)に写真が貼ってあり、それぞれの写真に関連して失敗エピソードを語っていました。


常人であれば、とっくにどこかで諦めているはずだと思うのですが、氏のチャレンジ精神はどこからくるのでしょうか?

そのためのヒントはいくつか提示されていましたが、その1つに「最悪の状況はどうなるかをイメージする」というのがありました。

「失敗したら終りだ、とかんがえるのではなくて、具体的にどういう状況になるかイメージする。そうしてみると、最悪でも死にはしないな。家族が家を追い出されることまではないな、と気づく。ならチャレンジする価値はあるじゃないかと。」(同氏)


これを聞いて思い出したのが「破局視」(破局的認知)という言葉です。心理学方面の用語で、要は「失敗時に起こりうる状況を、実際以上に大きく思い込んでしまう」状態です。


「この仕事で失敗したら、俺はもう終わりだ!」「この不祥事が露呈したら、我が社はおしまいだ!」みたいなやつですね。冷静になって何が起きるのか具体的にイメージしてみると本当はおしまいでもなんでもないのですが、無根拠に「おしまい」と決めつけてしまうということはしばしばあると思います。


自分も、ある方に「○○○(←ナイショ)したら、もう僕はおしまいですよ!」と言ったことがあります。しかし、その方は「○○○したら、具体的にどのようなことが起こる?」と聞いてきました。そして、よく考えてみると「あれ? それほど大したことは起こらないじゃん」ということに気づいたのです(もちろん何らかの損失がでることは確かなのですが)。

僕は実体のないものに、おびえていたわけです。


(似たようなものに「みんなって誰よ(例:「〜〜はダメだってみんな言ってる」)とか「世論って誰よ(例:「〜〜するのは世論がゆるさない」)」というのがありますね…)


企業の不祥事の例などを見ても、その後にちゃんと立て直してる会社はいくつもあります。見えないものを想像するのはエネルギーが要ることですが、そこで面倒くさがらず、「終わり」や「おしまい」の正体をあらわにしていくことが、チャレンジ精神を高める秘訣なのだと思った講演なのでした。

スポンサーサイト

comments

こんにちは。
遅くなりましたが、ご結婚おめでとうございます。
私は今年度の診断士試験に合格しました。これまでの道のりは長かったですが、これからの道のりもきっと大変なのでしょうね。

  • Ljas
  • 2010/02/26 9:11 AM

>Ljasさん
そうなのですね。おめでとうございます。
登録後はまた厳しい世界が待っています。
試験では思考力(IQ)が求められましたが、プロの世界では
EQ的な能力も求められます。ご健闘をお祈りしています。

  • pepache
  • 2010/02/26 2:56 PM
   

trackback

pagetop