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草ブランドの再生戦略


ご存じの通り、SMAPの草メンバーが泥酔して公園で全裸になったとかで逮捕され、世の中大騒ぎになっている。

僕たちは普段、芸能人に憧れたり、楽しんだり、妬んだりして暮らしている「消費者」であり、だから今回のような衝撃的な出来事にはさまざまな感情が湧いてくる。「イメージが大切な芸能人が裸で暴れるなど、けしからん!」という感情かも知れないし、「きっと、ストレスが溜まっていたんだよね」という同情かも知れない。


けれど、我々コンサルタント、あるいはコンサルタントを目指す人間は、そういった一消費者的な視点に留まっているだけではいけない。

コンサルタントであるなら、たとえば

「草ブランドのイメージが急激に低下したことでジャニーズ事務所の社長は右往左往してしまうばかりであった。社長から中小企業診断士として助言を求められたとき、あなたは今後どのようにブランド再生を図っていくべきと考えるか、その方向性について100字で述べよ」(配点20点)

といったことを考えるようでなくてはいけない。


…というふうに、以前の会社にいたら言われそうな気がしています(笑)。

自分の周囲はそこまでコンサルティングに入れ込み、問題解決思考が習慣化している人が多かったと思います。


まあ、そこまでやるのはほとんどビョーキかも知れない。けれど、これまでにも雪印とか不二家とか、企業の不祥事はたくさん起こってきたわけで、そうした企業には、当然「では、どのようにブランドを回復させていくべきか」という経営課題がつきまとう。今後、(自分を含め)診断士として活躍していく読者の方にも、そうした依頼が来ることがあるかも知れない。

そうした状況で自分なりの意見を言えるようになるには、こういうところでどれだけ頭を使ってきたか、その習慣の蓄積がたしかにモノを言うと思います。本試験の過去問も、受験校で配られる事例演習も、今回の草メンバーの一件も、コンサルタントを目指す者にとっては等しく「頭を使って考えるべきケーススタディ」なのかも知れません。

そのように思います。


まあ、かくいう自分も芸能界の事情にはシャレにならないくらい疎いので具体的なアイディアは出ないのだけど、僕はこの機会に、草メンバーは「飾らないキャラでこれまでとは異なるファン層に食い込んでいく」のが採りうる戦略なんじゃないかと思うのであります。


この種のスキャンダルは、瞬間最大風速は大きいけれど、時間が経てばみんな忘れていく。たとえば川田亜子さんが自殺したときなどファンだった自分にはショックだったのだけど、今あの事件を思い出す人はほとんどいない。それと同じで草メンバーも、このままホトボリが冷めるのを待って少しずつメディア露出していけば、今回の出来事など「そういえばそんなことあったね」くらいのことにしか思われなくなっていくと思う。

それが最も無難な方策であり、隠し事をしたりしないで誠実な姿勢を貫いていけば、確実に復帰は果たせると思う。


でも、せっかくだからこの事件を機に、ジャニーズとしてネット世界のファン層を取り込んでいくことはできないかなと思う。

日本は「建前と本音の国」と言われ、さまざまなことが建前やキレイゴトで飾られてきた。そして、その反動として2ちゃんねるに代表される「本音」のインターネットメディアが(匿名性ゆえの弊害も伴って)台頭してきたのだと思う。

そして、そういう「本音」のメディアは、ジャニーズ系みたいに表面的なイメージを大切にしていかなければならない芸能人とは、非常に相性が悪かった。だからそういった芸能人や事務所は、ネットの情報はムリヤリ抑えこもうとしたり、徹底的に無視したりしてきた。

一方で、エガちゃん(江頭2:50)みたいに何者も怖れずに本音で動く芸能人は、雑誌で「嫌いな芸能人No.1」と評される一方で、ネットのコアユーザーには熱狂的に受け入れられている。僕も、ネットでエガちゃんのトークを聴くたびに「この人は数少ないプロの芸人だ」と思わされる。また、福山雅治さんも、あれだけのルックスと才能を持ちながらラジオでのぶっちゃけトーク(ここでは書けない下ネタのオンパレード…)が評判を呼び、リアルとネットの両方で支持される数少ない芸能人となっている。

そんなふうに飾らないキャラ、本当の自分を隠さないキャラには根強いファンがつく(もちろん、彼らが飾らないキャラを演じているだけという可能性もあるけれど)。


今回の草メンバーの一件は、イメージを大切にする芸能人としては「大失態」である。けれど、(SWOT分析で「脅威」を裏返せば「機会」になることがあるのと同じで)見方を変えれば今まで取り繕ってきた自己をハプニング的に解放したのは「契機」なんじゃないかと思う。

もともとSMAPの中でも飾らないキャラではあったけれど、これを機にジャニーズには珍しい、よりぶっちゃけたキャラとして、今までとは異なるファン層をつかんでいける可能性はあるんじゃないか。そして、そうすることでジャニーズ事務所にとっての新機軸な市場開拓につながる可能性があるんじゃないか、と思う。


以上、そんなふうに考えてみました。今後、ジャニーズがどのようなブランド再生戦略を採っていくのか楽しみに見てみたいと思います(たぶん「無難」路線で行く思うけど)。

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  • 2009/04/25 1:36 PM
ゴールデンウィーク頂上決戦に向けて

本日の記録:59分/10km。まずまずの仕上がり。ハーフマラソンまであと10日。ゴールデンウィークに伊那谷で診断士最強ランナーと勝負するのでウォーミングアップの最終調整を行いました。体力では勝ち目がないので戦術を工夫して勝負します。図で示されるとおり、

  • こんさーる日記 [2009]
  • 2009/04/26 7:31 AM
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  • 2009/04/26 7:50 AM
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  • 2009/04/26 12:52 PM
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  • 2009/04/26 4:03 PM
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