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プレゼンの最後で印象的に「締める」、僕の方法


前回は「プレゼンの冒頭で聴衆を『つかむ』、僕の方法」を書きました。今回は最後の締めくくり方について。「終わりよければ全て良し」とか「有終の美を飾る」とか言いますが、長いプレゼンになるとどうしても後の方ほど聴衆の記憶に残ります。なので、最後を上手く締めることが求められます。

前回同様、先日の研究会で行ったプレゼンの事例を紹介します。最後のスライドはこのようなものでした。



「顧客志向を、精神論にしない」

(以下、やや脱線します)顧客志向を理念に掲げる企業は非常に多くあります。しかし、それを本当に実現できている企業はあまり見受けられません。

たとえば2005年に起きた耐震偽装問題で批判を浴びた某H社の理念は「顧客志向」でした(HPをお見せしたかったのですが、あいにく削除されているようです)。

また、大手ショッピングモールサイトの某R社の社是の1つは「顧客満足の最大化」ですが、買い物をすると膨大なDMを送りつけて顧客のひんしゅくを買っています。また、同社が売りだした電子書籍端末について、取り扱い書籍数を水増しして問題になりました。

■楽○が電子書籍「kobo」の当初の日本語書籍数を1万冊以上も水増ししていた事実を認め謝罪
http://gigazine.net/news/20121026-kobo-rakuten/

ここまでひどくではないにせよ、「顧客志向」を掲げつつも具体的にどのようにすれば顧客志向になれるのか分からず、スローガンや精神論だけで終わっている企業は多いと思います。丁寧に接客をする、くらいのことはできても、スタバや塚田農場のように感動が口コミを呼ぶほどの体験は提供できる企業は少ないのではないか。そんな問題意識を僕は持っています。



※参考:塚田農場による、顧客を喜ばせる取り組み例(ネットでの拾い物)


では、具体的にどうすれば顧客志向は浸透・実現できるのか…? それがこのプレゼンのメインテーマになっているわけです。順番が逆になりましたが、まず「顧客志向の実現方法(当ブログでも何度か紹介している顧客経験マップというツールです)」についてのプレゼンがあり、最後に「顧客志向を、精神論にしない」という自分の思いを語り、だからこのツールを使ってくださいね、とお願いして締めるわけです。

幸い、一部の参加者からは「最後の言葉に感動した」と言っていただけました。ポイントは「プレゼンの内容を、思いを込めて凝縮した一言で締める」ことだと思います。

上記のスライドは一行しか書いてありませんが、上記に書いたような「思い」を、時間にして30秒〜1分ほど何も見ないで話します。練習をしているからというのもありますが、そもそも覚えなくても覚えているくらいに思い入れのあるメッセージなのです。暑苦しい必要はありませんが、最後の締めですから、ある程度の熱量はあるべきだと思います。そうすることで「感動した」と言っていただけるのです。


※参考:暑苦しい例


ちなみに、諺や名言で締めるというのもいい方法ですね。

ドイツの政治家ビスマルクは「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言ったそうです(真偽は不明ですが)。自分で失敗を繰り返して学ぶのもよいですが、より最短距離で学ぶためにTEDなどの先駆者の事例を参考にし、ぜひみなさんなりの「上手い締め方」を見出してみてください。(←名言で締めた例)

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