April 2017  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

会議では先に名前を言ってくれ。


「我が社の業績低迷の原因は、製品に問題があるというよりは、プロモーション、つまり今の雑誌広告のターゲティングや内容が間違っているからではないかと思うのですが……ペパチェさん、どうお考えですか?

…といったふうに会議中に指名されてギクッとすることがあります。集中していなかったか、別の何かに気を取られていたかで質問を聞いていなかった場合です。

そんなとき、話の流れから「今はこういう質問が出てたのかな」と想像して、とりあえずそれに答えることで逃れることになります。たとえば、「『業績低迷』という言葉は聞こえたから、その理由を話してるんだよな、きっと」みたいに。

ただ、それだと的外れな回答になる可能性も高いので、本当は「すみません、質問をもう一度…」とお願いしたいところです。しかし、「なんだよこいつ聞いてなかったのかよ」的な雰囲気になって場が白けてしまうので、あまり使いたくはありません。



会議中に人の話を聞いていなかった私がいけないことは確かです。しかし、会議中にちょっとボーッとしてた、他の考えごとをしてたという経験はどなたにもあるのではないでしょうか。

逆に、名前⇒質問の順、つまり「ペパチェさんのご意見を聞かせてください。我が社の業績低迷の原因は…」などのように聞いてくれたら、呼ばれた方はしっかりと質問に耳を傾けるはずです。その結果、「質問⇒名前」と不意打ち的に質問するよりは、きちんと考えられた意見が出てくるはずです。


よって、会議参加者の一人としては「なるべく集中して話を聞く」くらいしか対策がないのですが、もしファシリテーターとして参加するのであれば「名前を先に呼ぶ」ことが、会議の成果を高める大原則となるわけです。

「集中してないやつが悪い」と言うのは簡単です。しかし、ファシリテーター(研修講師にも当てはまりますが)のミッションが「会議の成果を高めること」である以上、できる取り組みはすべきと考えます(あまりにも参加意欲がない人にペナルティ的に不意打ちするのはアリですが)。

といっても、質問の前に名前を呼ぶのは意外と難しいのですが…。これも多くの方に経験があると思いますが、会議の中で意見や質問が浮かぶとき、「誰に聞くか」の選択肢は複数あるので、考えることが後回しになりがちです。「この件はこの人に聞くしかない」という質問であれば先に名前で呼ぶことは容易ですが、そうでない場合は「いったん質問を言ってから相手を選ぼう」という発想になりがちです。

よって、

「1.質問を考える⇒2.発言する⇒3.誰に聞くかを考える⇒4.指名する」

という順番を改め、

「1.質問を考える⇒2.誰に聞くかを考える⇒3.指名する⇒4.発言する」

という順番で意識的に動く必要があります。後者は、発言前にWhatとWhoの両方を考えなければならないため、発言のタイミングが前者よりも遅くなりがちです。時間をかけていたら発言のタイミングを逃してしまいます。よって、「いかにWhoを素早く決めるか」、この瞬発力が肝となります。

普段から「相手選び」にどれだけ時間をかけているかを自己観察し、どうすればそれを短時間にできるかを試行錯誤してみることが必要になると考えます。

スポンサーサイト

pagetop