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マーケティングセンスがある人のメールの出し方


以前いた会社で、ある人がこのようなメールを出していました。

「○○についてのアンケートにご協力をお願いします。
(質問は10問あり、1,2分で終わります)」

この「1,2分で終わる」という記述を見て「なら今やろうか」と反応した覚えがあります。これはアンケートの回答率を高める、よい工夫だと思います。

実はこの行為は「マーケティング」の本質に通じています。

マーケティングの定義は人によっていろいろですが、要は「人の心を動かすこと」だと私は考えています。製品や価格、チャネル、プロモーションなどの働きかけによって、興味を持ってもらったり購買の決心をしてもらったりするわけです。

(ちなみにドラッカー先生は「マーケティングの目的は、販売を不要にすることである」と述べています。たしかにマーケティングによって相手を買う気持ちにさせることができれば、余計な販売テクニックやセールストークは要らないわけですね)

冒頭のアンケートのエピソードも、「1,2分で終わりますよ」というメッセージによって、受け手の心を(回答する方向に)動かしているわけです。「アンケート回答は時間がかかりそう、面倒くさそう」という相手の心理を読み取り、その障害を取り除くメッセージを送ったわけです。

マーケティングも「顧客の(購買への)抵抗心理を取り除く活動」と言えます。「高額な化粧品だから試しにくい」という抵抗心理を取り除くために試供品を配ったり、「スマホは難しそう」という抵抗心理を取り除くためにシンプルな「らくらくスマートフォン」を発売したり、と各企業は活動をしているわけです。




で、何が言いたかったかというと「マーケティングはどこにでもある」ということです。マーケティングの部署で働いてないからマーケティングの経験が積めない、マーケティングセンスを磨くことができない、ということはないと思うのです。アンケートの例のように「相手の心を動かす」機会があれば、それはすべてマーケティングの勉強の場になりえます。

「将来はマーケティングの仕事がしたい」「マーケティングのコンサルタントになりたい」という方がもしいるとすれば、そういうふうに身近な機会から経験や実績を積んでいくとよいのではないでしょうか。そうやってセンスを磨いて頭角を現していけば、いつしか望む仕事から声がかかってくると思います。

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