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上司に見込まれるための「代替案を提示する力」


上司から「○○の情報を探してきてほしい」との依頼がよく飛んできます。もちろんそれらの依頼にスムーズに応えられればベストですが、その情報が見つからなかった時にどう動くか、そこが上司からの評価や自分の成長を左右するなあと最近思っています。

仕事の内容は明かせないので多少アレンジして話しますが、たとえば「たしかポルシェがカバンを販売してたはずなんだけど、その情報を探してほしい」と言われたとします。そして、リサーチしたもののどうしてもその情報がなかったとします。(実を言うとポルシェではなく、ポルシェデザインという子会社がカバンを製造・販売してるのですが、ここでは見つからなかったと仮定)




そんな場合に「調べましたが見つかりませんでした」と報告するのは簡単なことです。上司にとっては残念ですが、見つからないものはしょうがない。

でも、諦めたらそこで試合終了です。ここで「なぜ上司はポルシェのカバンの情報がほしいのだろう」「どのように使うのだろう」と考えます。



そして、考えていくとどうも「高級ブランドの多角化事例」を、今度上司が話すセミナーの資料の中に入れたいようだ、と気づいたとします。

そうであるならば、なにもポルシェにこだわる必要はないんじゃないか。たとえばブルガリが銀座にレストランを出店してたよな、それでもいいんじゃないか。そういえばアルマーニもエステをやってたから、それも並べたら情報に厚みが増すんじゃないか…と考えていけるわけです。実際に、私もそう提案して乗り切ったことが何度かあります。



「ハサミがほしい」と言われたときにカッターを持っていれば、普通は「カッターでもよろしいですか」と提案するはずです。「カッターしか持ってないからハサミは貸せません」という人はいないはずです。

それと同じことで、「それを使ってなにをしたいのか」の目的を考えていけば、それを実現する代替案が見つかることがあり、上司に喜ばれるはずです。「探したけど見つかりませんでした」という答えを返す同僚が多い職場であればそれは差別化につながります。

別の例。僕は研究会を主宰していて、当然ながら会員にはなるべく多く出席してほしいと思っています。ただ、いろいろな個別事情があってなかなか出られないケースもあります。

そういう場合に「出席できません。ごめんなさい」と伝えることは当然のマナーなのですが(中にはろくに理由説明もせず来ない方もいますがそれは論外)、プロフェッショナルな診断士ならばそこで「なぜ、リーダーは、なるべく出席してほしいと言っているのだろう」と考えていただきたいところです。

それは当然「研究会を活性化し、研究成果を出していきたい」からです。そうであるならば、(出席できない場合には)その目的にかなった別のアクションをとったらいいのでは、と考えられます。たとえばメーリングリスト上で有益な情報を紹介する、企画を考えて提案する、事務局の仕事を手伝う。いろいろとアイディアはでてきます。お金の絡む仕事が出てきて誰かの協力が必要になった時、そういう動きができる方に私は喜んで依頼したいと思います。


私自身も仕事や診断士活動において、依頼や約束に応えられない場合に「お詫び」だけで済ませてしまうことが正直言ってあります。ですが、可能なかぎりは「その依頼の目的を考える」⇒「目的に合致した代替策を提案する」という手順は踏むようにしたい、それによってできるだけ相手に喜んでもらいたいなあと考えています。

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