April 2017  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

戦略は50字以内で表現しよう(HBRブログより)

ハーバード・ビジネス・レビューのWebサイトにあるブログに興味深い記事があったので(英語の勉強を兼ねて)訳してみました。 戦略は15単語(日本語にするとせいぜい50字くらい?)で表現できるものにすべきである、とIKEAの事例を紹介しつつ主張されています。

■元記事:"The Art of Crafting a 15-Word Strategy Statement"
http://blogs.hbr.org/2014/02/the-art-of-crafting-a-15-word-strategy-statement/


HBRの1月号において、Roger Martinは戦略策定におけるよくある失敗を避けるためのいくつかのルールを示した。彼の記事「戦略策定における大きな嘘」によると、第一のルールは「戦略はシンプルにまとめること」である。しばしば戦略は長ったらしく、時にはあいまいなものになる。企業の戦略はターゲット顧客や提供価値を1ページにまとめたものでなければならない。

私も強く賛同する。私のコンサルティングでは、この考えをさらに推し進めて「戦略は15単語以内にまとめる」ようにクライアントにお願いしている。そしてそれは、ターゲット顧客や提供価値に加え、さらに以下の2点を明確化するものでなければならない。

1. フォーカス:顧客に提供するもの/しないもの
2. 差別性:提供価値は競合と比べて何が違うのか

これらはシンプルに聞こえる。しかし、実施するのは難しい。15単語という制約は、社内のマネージャー陣のバラバラっぷりを浮き立たせることがあるからである。言いたいことすべてを盛り込んだ100ページの分厚い戦略計画書であれば、組織の誰にとっても文句のない内容となるだろう。しかし、そうすると、マネージャー達は各自の都合のよいようにそれを解釈してしまう。その結果、1つの戦略計画書から多くの異なる戦略が生まれることになる。

すべての優れた戦略は短く要約できる。理解しやすく、内外の関係者に明確に伝えられる。「明確さ」は優良な戦略にとって重要な要素であり、企業はそのために努力しなければならない。

脳神経科学は、この努力への一助となってくれる。複数の研究結果が示すように、明確さの有無は「対比の原則」によるところが大きい。私たちは何かを理解しようするとき、それ単独であるよりも、他の何かと対比したほうが理解しやすくなる。

対比の効果を理解するために、有名なエピソードを語らせてほしい。ある時、ある広告代理店の役員が同僚と公園でランチを食べていた。彼らの近くで、盲目の男がお金をせがんでいた。お金を入れるコップを置き「私は目が見えません」と書いていた。そして、通行人は皆、彼を無視して通り過ぎていた。 その役員は立ち止まり、寄付を増やすためにその文章を変えてあげた。ペンをとり、いくつかの単語を書き足した。そうしたところ、通行人は立ち止まりはじめ、すぐにお金があふれ出した。彼は何を書いたのか? そこには

「春ですね、そして私は目が見えません」
(補足:春がきた喜びと、それを見ることができない悲しさが「対比」されているわけです)



IKEAは明確な戦略を作ることの効果を例示している。多くの人々はIKEAの成功をビジネスモデルのおかげだと言い、またある人はサービスのよさを指摘する。しかし、私に言わせれば、IKEAの成功の大部分は戦略の明確さによるものである。

多くの企業は自社の市場を「自社が提供するもの」を中心に定義しようとする。IKEAの戦略が興味深いのは、IKEAは意図的にコントラスト(対比)をもって提供価値やブランドの独自性を設計した点にある。そこでは、IKEAが提供するものとしないものとが対比されている。

当初は、他の家具業者は、提供価値を絞ったIKEAの戦略をばかげていると考えた。店舗は迷宮の中を進ませるような設計になっており、販売サポートはない。配達もないし組立もない。耐久性についての保証すらもない。IKEAがやったことは、多くの家具安売り業者が持っていた倉庫のような雰囲気を取り払って、明るく創造的な外観や雰囲気を作り出したことであった。そして、限られた提供価値を、楽しさをもたらす多くの要素で包み込んだのである。IKEAはまた、家具以外に日用品や玩具なども取り揃え、また、顧客はIKEAが運営する(明るい雰囲気を持った)託児センターに子供を預けることができる。



このように、IKEAの提供価値は(提供するものとしないものとに)明確にフォーカスされており、競合との差別化が図られている。その結果、消費者にとって、IKEAは明確な提供価値を持った企業として認識され、他社との違いを鋭く浮き立たせている。

この事例(や他の偉大な企業の事例)は、明確な戦略がいかに重要かを強調している。戦略を15単語にまとめることで、あなたの企業は明確さを備え、100ページの戦略計画書の中ではたやすく埋もれていた混乱や不統一感を回避するのに役立つだろう。ぜひ次の機会に実践して、その効果を見極めていただきたい。

By Alessandro Di Fiore: ミラノを拠点とした"European Centre for Strategic Innovation"のCEO。

【TOEIC】プラス50点を積み上げるためのセクション別考察


昨日はTOEICの試験でした。

この2,3ヶ月間勉強をしてきた中で気づいたノウハウを記しておきます。一意見としてご参考ください(TOEICのノウハウ記事はネットのあちこちにあるので重複もあると思いますがご容赦ください)。

なお、参考までに自分の状況は、2年前に795点。今回860点を目標にしています。



【各パート共通】

TOEICは「言い換え」がキモ

TOEICで大切なことの1つは「言い換え」を押さえること。

たとえば、

「当ホテルでは、無料の朝食(complimentary breakfast)を提供しています」

という問題文があったとします。この場合、選択肢ではたとえば"free food"などのように言い換えられていることがよくあります。(おそらく、同じ"complimentary"を使ってしまうとすぐ正解だとバレてしまうため)

他の例として、問題文に「... was delayed.(...が遅れた)」とあり、選択肢は「... was not on schedule.」などと言い換えられているなど。

したがって普段、単語を覚える際には同義語もあわせて覚えたり、英文を読んでいるときに「この単語を言い換えるとなにになるか?」と考えるクセをつけてみると対応力が上がるはずです。



【Part 1】

「進行形」に気をつける

Part 1はTOEICの中では取り組みやすいでパートですが、1点だけ「進行形」のワナについて説明しておきます。たとえばこの写真。



(1)A Camera is set up.(カメラが設置してある)
(2)A Camera is being set up.(カメラの設置作業中である)

画像ではすでにカメラが設置してあるので、この場合正解は前者です。「誰かによって設置作業中」であれば後者が正解となります。

他の例。下記の画像に対して"He is tightening his tie."は不正解となります。"-ing"ということは「ネクタイを締める動作中」ということになるからです。日本語に訳すと「ネクタイを締めている」となるだけに、ひっかけにしやすい問題です。





【Part 2】

会話が成立している選択肢を選ぶ

Part 2は「会話が成立している選択肢を選ぶ」セクションです。たとえば

(質問)「次の会議はいつ開催されますか」
(返事a)「来週火曜日です」
(返事b)「今調べます」

返事aは当然正解ですが、返事bも正解です。具体的な日時を答えてはいませんが、会話としては成立しているからです。こういうパターンが出題されることがよくあります。

文頭の疑問詞を押さえること(たとえば"When〜?"と聞こえたら「時間」を含む選択肢を選ぶこと)が基本方針なのですが、高得点を狙ううえではこの手の問題も漏らさず拾っていく必要があります。


同じ/似た単語の選択肢はハズレ

これもよく言われることですが、このパートでの鉄則は「問題文と同じ/似た単語が聞こえた選択肢はハズレの可能性が高い」ということです。

たとえば問題文で

"Did you write the summary?"(あなたが要約を書いたの?)

と聞いてきた場合、選択肢の1つが

"Yes, I went there this summer."(はい、この夏にそこに行きました)

などのようになっていることがよくあります。問題文をよく聞き取れなかった場合、選択肢に同じような言葉が入っているのでつい選んでしまいたくなりますが、多くの場合ワナです。同じ/似た単語が聞こえた際にはご注意ください。



【Part 3,4】

設問を先に読む

これも常套テクですね。理想を言えば「本文のナレーションが終わった段階で、対応する設問3問とも解答し終えている」状態。そして「ナレーションが設問を読み上げ始めた段階で、すでに次のブロックの設問&選択肢を読みに行っている」という状態です(900点overの方は、たぶんこれくらいの境地に達しているはず)。

かくいう自分もそこまでは達していませんが、設問&選択肢を先に読んでおいた方が明らかに聞き取りやすくなりますので、せめて設問だけは読めるようになっておくことをオススメします。


仮説思考で解く

音声がよく聞き取れなかったとしても、聞き取れた単語からストーリーを類推できることがあります。

たとえば、僕はある問題文がほとんど聞き取れませんでした。しかし、かろうじて「rain(雨)」という単語が聞き取れていました。そして次のような設問がありました。

(設問):パーティについて何が変更になりましたか
(選択肢):時刻/会場/人数/料理

そこで、僕は「雨が降るから屋外の会場を屋内にしたのではないか」と考えました(結果的にそれで正解でした)。

Part 3,4はイジワルなひっかけはあまりありません。なので大まかなストーリーがつかめればこのように正解できることがあります。(ただし、思考に使う時間はほとんどないので、あくまでも聞き取れるようになることが先決です)



【Part 5,6】

20分で終える

自分の場合、超長文のPart 7に対応するためには55分はかけたいと考えました。そうするとPart 5, 6を20分でクリアする必要があります。そうすると1問あたり約23秒で解くことになります(Part 7は読めば解ける問題も多いので、分からない文法問題に時間を浪費してしまうのはもったいないといえます)。

具体的には、文法のルールを知っていれば秒殺できるものもあるので、それで時間を稼ぎ、文全体から判断する必要のある問題には多めに時間をかける(30-40秒)という時間配分です。

そのため、特にPart5,6については文法の問題集を繰り返し解き、そこに載っている問題は秒殺できるようにしておく。そうやって、Part 7への時間を捻出することが望ましいと考えます。



【Part 7】

このパートは「長文に慣れる」しか道はないのですが…長文に慣れるうえではこちらのアプリを持っておくとよいと思います。英単語にカメラをかざすと、その意味を教えてくれるという素晴しい辞書です。



知らない単語が多い長文は読む気をなくしますが、これがあれば辞書引きに時間をあまり使うことなく、英字新聞や雑誌が読めると思います。

あとは下記に紹介した問題集(TOEICテスト990点全方位リーディング)が、文章ごとに想定読了時間が載っているのでトレーニングに向きだと思います。

以上、ご参考ください。

【TED】英語初学者向け、6つのオススメ動画


TEDの動画集についてはあちこちで作られていますが、ここでは

・時間が短い(6分以内)
・内容がおもしろい
・英語が分かりやすい(スピードや聞き取りやすさ、単語レベルなどの観点から)

の3つの条件で動画を集めてみました。英語の学習では同じコンテンツを繰り返し聞くことが大切だと思いますので、この3つを満たしていればいるほど、学習に適していると考えられます。


(1)ヒレル・クーパーマン:大人のためのレゴ
http://www.ted.com/talks/lang/ja/hillel_cooperman_legos_for_grownups.html

レゴオタクが熱く語ります。やっぱりラストは…(笑)。




(2)ステイシー・クレマー:人生最高の贈り物
http://www.ted.com/talks/lang/ja/stacey_kramer_the_best_gift_i_ever_survived.html

多くのものが得られる「5万5千ドルくらい」の贈り物とは? 再生数も100万を超える、素晴しいスピーチ。




あとはNAVERまとめを作りましたので、こちらでご確認ください。
http://matome.naver.jp/odai/2134817413676766001




なお、こちらでも初学者向けの動画が紹介されているようですので、ご参考ください(というか、こちらと重複しないように動画を探すのが大変でした…。「不時着から学んだ3つのこと」などは必見です)。

また、ラングリッチというオンライン英会話スクールのサイトにも難易度別に動画が紹介されています。
http://eslmaterials.langrich.com/Categories/news-articles/ted/


では、Have a nice weekend!

英語のオススメ教材


突然ですが、今回は、自分が英語の勉強に使っているナイスな教材をいくつか紹介してみたいと思います。


ビジネス Quick English [ミーティング]
 ⇒日程の調整からシメの言葉まで。企業の会議でよく使われる英語表現をシーン別に収録。ビジネス英語となると、やはり「会議」の場面が多いかなーと思いますので、この本を押さえておけば対応力がかなり伸びると思います。CDつき。


英語漬け/もっと英語漬け
 ⇒Nintendo DSのソフト。流れてくる英会話をディクテーション(書き取り)することでヒアリング力を鍛える。多くの工夫が盛り込まれ、操作性もよく快適に学べるのはさすが任天堂。中級者の方は「もっと英語漬け」から。


世界一分かりやすい英文法の授業
 ⇒大学受験の有名講師の本。丹念な研究の裏付けに基づいた、分かりやすくかつ本質を突いた解説。多くの受験生の支持を得ているのも納得です。他に「英会話の授業」「発音の授業」などシリーズがある。


レアジョブ(オンライン英会話スクール)
 ⇒スカイプでマンツーマンレッスン。フィリピン人を講師に起用することで毎日25分×1ヶ月で5000円という低料金を実現している。自分はこれのおかげでかなり英会話に慣れることができました。最近は競合他社も雨後のタケノコ状態。


鬼のように特訓するソフト
 ⇒PC上でTOEICの練習問題を解くソフト。とにかく解きまくりたいという方に。設問毎の解説も充実しています。


TOEICテスト新公式問題集
 ⇒TOEICの公式問題集。模試が2回分入っている。「公式」というだけあって本番の内容に近いと評判が高い。本番直前に挑戦&復習することで点数が伸びたという話をよく聞きます。


TOEIC TEST 正解が見える
 ⇒自分は読んだことないのですが、テクニック面からTOEICを攻略する本かな? こちらも読んだだけで点数がアップしたというコメントがアマゾンなどにあります。




思いつきで、上記の教材を「勉強する場所(アウトドア/インドア)」および「学習内容(リーディング/リスニング)」という軸でマトってみました(「正解がみえる」は持ってないので対象外)。

…んー、よくわかんないな(笑)。リスニングに偏ってるようにも思えますが、もともとリスニングが苦手だったのでこれはこのままでいいと思っています。ただし、リーディングや文法も詰めが甘いので、リスニングがある程度伸びてきたらまた手を出す必要があるでしょう。

当面は、電車内などアウトドアでは「英語漬け」「会議の英語」でリスニング力を磨く。家ではレアジョブを定期的に学びつつ、「世界一」や「鬼のように」でリーディングを補完するという学習方法になるかと思います。


以上、英語勉強なうな方はご参考いただければ幸いです。

中小企業診断士 英語研究会(通称:診断士レアジョ部)の概要案


昨年度は「Think! Think! Think!」というチームを立ち上げて活動を行ってまいりましたが、それに加えて今年度は↓こんなチームの立ち上げを検討しています。

英語を勉強していきたいけれど「1人では挫折しそうで不安だ」とか「勉強する仲間がほしい」といった方に向いているのではないかと思います。

【ミッション】
 岷儻譴話せる診断士」を増加させること。

△修譴砲茲蝓⊃巴濃里粒萍の幅を拡げること。


【活動】
 レアジョブ」などのオンライン英会話スクールに加入し、毎月定めたノルマ以上のレッスンをこなす。本会は主にそのためのペースメーカーとしての役割を果たす。
 ⇒今のところ、毎月最低8レッスン×25分がノルマの目安?
 ⇒もともと英会話が得意な方はノルマを下げてもよいかも

△燭世掘定期的に(2ヶ月に1回くらい?)オフラインイベントも実施したい。
 ⇒英語でプレゼンテーション大会
 ⇒英語でディスカッション大会
 ⇒英語でカラオケ大会?
 ⇒英語で飲み会?
 ⇒etc...

随時、メーリングリストでの情報・意見交換。


【入会条件】
 ̄儻賣呂鮃發瓩襪海箸縫皀船戞璽轡腑鵑里△訖諭陛喘罎粘蔽韻謀蠅化个気覆た諭法
 ⇒仕事で英語が必要だとか、独立して英語を武器にしたいとか、英語が話せるようになってモテたいとか、明確な理由があったほうがいいと思います。「なんとなく、しゃべれたらいいなと思うから」だと、よっぽど継続力がない限り続かないと思います。

▲瓠璽螢鵐哀螢好抜浜やイベントの日程調整などの管理業務も請け負ってくれる方。
 ⇒僕は別の研究会も持っており、手が回らないことが多いので、そういったお手伝いも多少やってくださる方を希望します(それほど大変ではないと思います)。


【その他】
ヽ萋鯵始は4月を予定しています。

⊂綉の通り「英語学習のペースメーカー」としての機能がメインの研究会なので、地方の方でも加入できるかな?と思います。もちろん、オフラインイベントなどで実際にお会いできればベストですが。


そのうち、改めてメンバーを募りたいと思います。もしご興味のある方がいらっしゃいましたら、ご連絡いただければと思います。m(_ _)m

Google重役の講演をがんばって訳してみた その1"Ideas come from everywhere."


先日から書いているように、最近は英語の勉強に取り組んでいるわけなのですが、先日たまたまスタンフォード大学での講演をまとめたサイトを見つけました(こちら)。


その中に、Google社のMarissa Mayer氏による「Googleで学んだ、創造力を高めるための9つのレッスン」という講演がありました。各項目の訳を載せているサイトはあったのですが(こちら)、講演全体を訳しているサイトは見あたらなかったので、英語の勉強がてら、ちょうど9回に分けて訳してみようと思いました。

なお、音声だけ聞いて訳せればカッコよかったのですが、さすがに僕にはハードルが高すぎるのでw、動画についていたtranscript(書き起こし)を読んで訳しています。上記スタンフォードのサイトの動画のちょっと下にある「Transcript」から、全文を読むことができます。





では、まず1回目。

【Ideas come from everywhere】
(アイディアはどこからでもやってくる)

「グーグルマップス(Google Maps)やグーグルツールバー(Google Toolbar)のようなアイディアはどうやって得ているのか」と多くの方が質問してきます。Googleでは、会社が小さかった頃から、大きく成長した今でも、社員全員にアイディアを出すことを期待しています。アイディアはエンジニアから出てきたり、トップダウンであったり、ユーザーから出てくることもあります。Googleがこれまでにリリースしてきた多くのサービスを振り返ると、これらのさまざまな例を見つけることができます。


グーグルマップのアイディアは、ある企業の買収をきっかけに生まれました(ペパ注:調べたところKeyholeという企業です)。私たちはオーストラリアで地図の素晴らしいインターフェース(≒操作画面)を作れるエンジニアを見つけることができました。そこで、彼らとGoogle社内のJavaScriptの専門家とを組ませたのです。そして、地図の操作方法についてのアイディアを、JavaScriptを使ってWeb上に配置することで、優れたアプリケーションを作るように指示したのです。


アイディアはあらゆる種類のインスピレーションからやってきます。また、戦略的な視点からトップダウンで生まれることもあります。たとえばグーグルデスクトップなどは、「ユーザーと深く、より価値のある関係を築いていく必要がある。どんな機能を提供すれば、ユーザーが自分のPCにインストールしてくれて、常に容易にGoogleにアクセスしてくれるだろうか」という戦略的な発想から生まれました。


このようにアイディアは戦略的観点から生まれたり、買収から生まれたり、そして、ある時には「問題の解決」がきっかけになって生まれることもあります。

グーグルニュース(Google News)はそのよい例です。エンジニアのクリシュナはニュース中毒で、9/11以降、毎日毎日多くののニュースを読みふけっていました。彼は自分が好きな15のニュースサイトを訪れ、あるときは炭疽菌について同じようなニュースを探し、あるときは多様な観点から事件を見つめるために様々な記事を探し、膨大な量の情報を入手していました。

それから1ヶ月ほどして、彼は「ばかばかしくなってきた」と考えました。なぜなら、自分がまるですべての情報を集めてくる検索エンジンのようだと気づいたからです。そして、人工知能のエキスパートである彼は「コンピューターに集めさせよう」と考えました。

そして彼は、その15のニュースサイトを巡回し、ニュースを収集してまとめてくれる小さなプログラムを作りました。最初は自分自身のために作ったのですが、やがてそれが非常に有用であることに気がつくと、それを社内メールで配布して使用を薦めました。

社員の多くがそれを見て、これは内部で使うだけのものにしておくべきではない、クリシュナだけではなく、もっと多くの人々がニュースを読むうえで有用になると判断しました。そして、画面の改良を重ねたうえで、一般のユーザーが利用できるようにしました。


このように、アイディアはあらゆるところからやってくるのです。そして、強く求められるのは、他の人々がそれらのアイディアを支援したくなるような仕組み作り、素晴らしいアイディアが(試作品やデモンストレーションによって顧客ニーズを満たすことを証明し)ダーウィンの進化論のように発展していく仕組み作りにあるのです。




【ペパコメント】
"Ideas come from everywhere"というと、最近思い出すのはTwitterですね。多くの方とゆるくつながることができるので、アイディアの大きな源泉になる可能性を秘めていると思います。実際に「〜〜が思いつかなくて困ってる」とつぶやくと、何人もの方がアイディアをコメントしてくれる、そんなことが頻繁に起きています。

学校の試験と違って、ビジネスの世界では「答えは自分だけで出さなければならない」なんて決まりはないわけですね。それどころか逆に、他者の知恵をコーディネートすることで1人ではできないことを実現していくようでなければ、大きな飛躍は望めないのだと思います。


(訳は8割くらいは合っていると思いますが、自信のない部分もありますので完全には信じ込まないでくださいm(_ _)m。もし誤訳にお気づきの方がいましたら教えていただければ幸いです。下記に英語の原文を掲載しておきます)

なかなかしんどかったので、次回はいつになることやら…。
» read more
1
pagetop