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本試験所感 その3「イノベーション」


以前、「イノベーションってなんだろう」と題して502でエントリーを書いた。そのときの内容が、今回の2次試験でも出題されていた。

すなわち、今年のマーケ事例の「店舗数と店舗面積を増やさずに、売上を拡大する方法」である。「店舗数や面積を増やさない」と言う制約条件を乗り越えたイノベーションを提案をする必要があった。


当時のエントリーの内容に追加すると、

・定型業務が基本のアルバイトに非定型業務を教えるには?
・顧客が海外進出をしている中、国内生産でC社が発展するには?
・生産方法を改善し「短納期」と「低コスト」を同時に実現するには?
・使用頻度の少ない特注部品をPCで管理し業務を効率化するには?
・コストを抑えながら業務システムを再構築するには?

・店舗数や面積を増やさずに売上を拡大するには?


ということになる。

…といっても「予想が的中したぜぃ!」と自慢するつもりはない。ズバリ「面積を増やさずに売上を増やす方法が問われます」とか予想していたなら自慢もするけど、あくまで過去問から見える傾向を指摘したにすぎないし、そもそも出題予想というよりも「イノベーション」についての議論が目的のエントリーであったし。

ただ、上記のように新制度以降、年1回程度のペースで出題されているという事実には変わりがない。だから、これから勉強を始める新・受験生の方などは、ちょっとのこの手の対策を練っていてもよいのではないかと思う。

で、「イノベーション問題」への具体的な対策を考えてみたいと思いますが…明日に続きます。皆さんも「上記のような傾向が続く中で、どのような学習をすればよいのか?」、ぜひご一考してみてください。


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【おまけ】
いよいよXBOX360で「ACE COMBAT 6 解放への戦火」が発売!
大空を駆け巡る漢(おとこ)達の戦い! 熱い!
久しぶりにゲームを買おうという気にさせられました。
土日も仕事や雑務に追われてますが、少しくらい遊ぶ時間を確保できたらいいなああああorz



本試験所感その2「メリデメ問題対策」


組織事例で「インストアショップのメリットデメリット」という問題が出ました。過去問では「2つのオプションのメリデメを論じさせる」設問がよく出ています。

このことは、自分が受験したときから認識していたのですが、ここまで執拗に出題してくるとは思いませんでした。ブログに書いておけばよかったですね。orz

下記のリストを見てみてください。

・フランチャイズ VS 直営展開
・OEM VS 自社ブランド
・大口依存 VS 取引先分散
・親&子会社 VS 独立企業
・インストアショップ VS 独自出店

いずれも過去問にあったものですが、共通点が浮かびますでしょうか。

それは、「リスク」とか「安定性」といったものです。上記の5つは、左側は右側に比較すると低リスクで安定的に収益を得やすいオプションです(「大口依存」だけはそうとも言い切れないのですが)。「投資やコストを抑えられる」点も指摘できるかも知れません。また、デメリットとしては、「依存することによる制約」が共通項として指摘できると思います(左側はすべて何かに依存しています)。


それぞれの細かいメリットデメリットはさまざまですが、基本的には上記のようなところは共通しているのではないかと思います。まあ、実際のビジネスでも、「リスク」を評価軸とした意思決定の機会は多いですしね。


では、このタイプの出題が今後あるとすれば、他にどのようなものが考えられるでしょうか。

たとえば、あるシステムを導入するときに「パッケージ導入するか VS スクラッチ(最初から)開発するか」という問題が出たすれば、「パッケージはリスクやコストが低い。けれど、出来合いな分、自由度に制約がある」という方向性が考えられると思います。

他にもあると思います。仕事の中でもそういった性質の意思決定のシチュエーションってあると思いますので、ぜひ、他のケースも考えてみてください。思いついたら、ぜひ教えていただければ幸いです。


ちなみに、メリデメについては、以前こんなことも書きました(「メリット&デメリット問題攻略法」。ご参考にどうぞう。

本試験所感その1「不透明さや複雑性」


受験生の皆様、本当に本当にお疲れさまでした。m(_ _)m

自分も、昨日は仲間の応援のため、リバティ入り口にて朝立ち&夕立ちさせていただきました。ほとんどの仲間が実力を出し切れたようで、ほっと一安心です。


…さて、今回から数回に分けて、試験問題を読んで自分なりに考察したことを書いてみたいと思います。まだじっくりとは読み込んでないので、あまり参考にはならないとは思います。予備校のプロの先生方の分析レベルにはほど遠いのですが、暇つぶし程度にお読みいただければ幸いです。


第1回目は、組織事例で出題された「不透明さや複雑性」について。自分も最初にこの設問を見たとき、何が言いたいのかよく分かりませんでした。

こういうとき、もし自分だったら「裏」を考えたと思います。すなわち、「じゃあ、『透明でシンプルな市場』ってどんな市場よ?」ということです。与件や設問に書いてあることをひっくり返すという意味では、ペパチェメソッドの1つ「畳返しメソッド」のヴァリエーションと言えるかもしれません。


そうやって「裏」を考えたとき、自分は「広告宣伝費が必ずしも業績に結びつかない市場」という結論が浮かびました。

宝飾品市場は「不透明」とのことですが、

そもそも「不透明」であることによって、何が見えにくくなるのでしょうか? 

私は、その答えは「プロセス」や「メカニズム」だと思っています。よく「ガラス張りの行政」「透明性の高い人事制度」などというフレーズを耳にしますが、「ガラス張り」とか「透明性が高い」とは、「(行政や人事評価の)プロセスが見通せる」ということです(診断士の2次試験も、採点プロセスや模範解答が公表されていないからこそ、「不透明な試験」だと認知されているのではないでしょうか)。


ビジネスは‥蟷颪筌灰好箸鬟ぅ鵐廛奪箸靴董↓▲沺璽吋謄ングや販売などの各種プロセスを経て、収益などのアウトプットを得ます。△離廛蹈札垢シンプルな市場というのは、「投資&コストと収益が分かりやすくリンクしている」市場ではないかと思います。そう考えると、「不透明で複雑な市場」というのは、この△ブラックボックスになっている市場、儲けのメカニズムが分かりにくい市場ということになると思います。

消費者の趣向が多様化・流動化・短命化しつつある昨今ですが、とくに宝飾品やファッションなどのブランドは、何が消費者に受けるのかよく分かりません。自分の実家もこれにやや近い商売をしているので実感があるのですが、こういった市場は「予測困難性の高い市場」、少々乱暴ないい方をすれば「ギャンブル性の高い市場」だと思っています。「○○ブランドがブレイクした」という言い方をたまにしますが、本当は、いきなりドカンとヒットするのではなくて、ブランドが投資に見合って着実に成長してくれるほうが、経営する側としてはリスクが低くありがたいと思うのです。ブランドのポートフォリオが組める大手ならよいのですが、ブランドを1〜少数しか持てない中小企業には、とりわけ厳しい話です。

…たぶん、自分はそういう方向性で解答を考えたと思います。実家の話とか出てきているあたり、与件から離れていますが…。


こういうアプローチ、つまり「裏」から考えるアプローチは一見遠回りのように見えます。ですが、「不透明?複雑?…」という字面にハマって時間を浪費してしまうよりは、結局はこちらのほうが発想を得やすいということもあるかと思います。


では、また明日(?)。繰り返しになりますが、あくまで1つの参考意見として捉えていただければ幸いです。
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