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雑感 本年度のマーケ事例(続々)


昨日の続き。

しつこいようですが、あくまで「1受験者の考え」として、ご参考ください。我ながらかなり偏っていると思われますので…。


【「切り分け」について】

前回、自分は「(4Pなどの)切り口は深追いしない」と書いたが、これは「根拠の切り分け」についても実は同じように捉えている。つまり、


「根拠はきれいに切り分けられるに越したことはないが、切り分け方が見つからなければすぐにあきらめる」


ことにしている。これは、「根拠をどちらの解答に当てはめるか迷ったら両方に入れてしまえ」という、TACのローリスク対応にも準じている。

また、そもそも「1根拠1解答なんて誰が決めたの?」って以前から素朴に思っていたし、1つの根拠が複数の解答に出てくることも、それぞれが納得いくものである限りは十分にありうるのではないかと(やや勝手に)考えている。実務のコンサルティングレポートなどにおいても、重要なキーワードは繰り返し使われるわけだし。


だから、ボクの答案には「イベント企画」の言葉が3ヶ所くらいに入っている。明らかに重要な記述だけど、テニススクールの差別化要因(第1問)で使うのか、塾に使える経営資源(第3問)で使うのか、塾の差別化要因(第4問)で使うのか、塾以外の新規事業(第5問)で使うのか決めきれなかったし、どれも妥当だとその場では判断した。

そういう意味では、本番では気づかなかったけど、「駅5分の好立地」も第2問以外は解答の根拠になりうるのかな、と思う。本当に難しいデスね、この事例。


【「一貫性」について】

また、「解答の一貫性」についても同様に、


「解答の一貫性はあるに越したことはないが、一貫性を持った解答が作れそうにないと判断したらすぐにあきらめる」


ことにしている。っていうか、ほとんどの場合、自分の時間の使い方では一貫性までを考慮する余裕がないため、結局は設問単位で部分最適の解答になっている。せいぜい、設問間で矛盾したことを書いていないかをチェックするくらい。
(っていうか、そもそも一貫性ってどういうことか、いまだによく分かっていない)


もちろん、設問単位できっちり解答し、かつ、きれいな切り分けや全体の一貫性が出来ていたほうが素晴らしいと思う。実際に上位の合格者の方はそういうことができているんだろうなと思う。

けれど、切り分けができていないからといって、一貫性がないからといってダメだとは限らない、ということもまた覚えてもらっていてよいのではないかと思います。


再現解答・マーケ事例編 「運気向いてキター」


2次試験にとりこまれた「新規事業開発」。大方の予想は「財務事例で出てくるんじゃね?」でしたが、なんと大穴、マーケ事例でのご登場と相成りました。


1.マーケ戦略・大手スクールに対する差別化のポイント
「駅近くに立地し、雨天時でも使用できるコートの保有。」
「クラス別少人数制による、きめこまやかなレッスンの提供。」
「プロを目指すなど、高いスキルをもったインストラクター。」
「顧客の立場に立ったサービスの提供等による口コミの拡がり。」

「口コミ」は試験委員対策上という下心で入れてみた(笑)。プロモーションだから一応マーケ戦略だし。

それにしてもこの設問、勧誘チラシのコピーを書かせられてるみたいでした。「雨天時でも使用できるコート! 少人数制によるきめこまやかなレッスン! テニスのレッスンはぜひペパチェスクールへ!」みたいな。


2.サービスの需要変動を吸収する方法
「ゞいているコートの会員に対するレンタル。⊇伉イ覆匹紡弍した他事業所での振り替え受講および用品の無料レンタル。」


もしサービスマーケが出るとしたらこれくらいしかないでしょと思っていたら的中。…けど、本文丸写しだけでいいのかなあ?という不安もややアリ。


3.学習塾の経営に活かせる有形&無形の経営資源
「授業用に転用できるミーティングルームや自習室などの設備」
「塾の顧客になりうる、小中学生のテニススクール会員の存在」
「難関大学に通い、子供に勉強を教えられるアルバイト学生の存在」

「長年の経営やプロモーションを通して培ってきた、B社の知名度」
「イベントやレッスンを通して培ってきた、B社と顧客との関係性」
「イベント企画の義務化により培ってきた、社員の企画力やノウハウ」

「知名度…」はちょっと強引かも。

「右往左往」「Mシェフ」など、数々の流行語を生み出してきた2次試験ですが、今年の流行語はやっぱり「ちゃっかり(勉強を教えてもらう)」でしょうか(笑)。


4.学習塾を行う場合の差別化戦略
「勉強とスポーツのサービスをワンストップで提供できる利便性」
「企画力を活かしたイベントの開催等による、家庭的な雰囲気の提供」
「幼児期から学生時までの長期的視点に立った指導サービスの提供」

「託児所」の根拠はここで使用。幼児期から顧客を囲い込み、場当たり的な勉強の指導ではなく、長期的な成長を踏まえた学習計画のアドバイスができたらいいんじゃないかと勝手に判断。

「学生が難関大学に通っていること」は、競合先の大学生アルバイトについての記述がないし、普通の学習塾だったらたいてい難関校の学生は採ってるから、差別化要因にはなりにくいと判断。ちょっと考えすぎかなあ?


5.塾以外に考えられる新規事業
「イベントの企画および実施の支援サービス事業。既存会員を中心にターゲット顧客とし、誕生日パーティなどに魅力ある企画を提案し、プロデュースする。必要に応じて、部屋やパーティ用品の貸し出しも行っていく。」

いろいろ考えたのだけど、「経営資源を最も多く活用できる事業」という基準で選ぶとこうなった。ただ、ロジックは通っていると思うけど、「そもそも需要があるのか?」と訊かれるとちょっと苦しい。そういう意味では「(女性の社会進出に対応しての)託児所事業」がやっぱり妥当かなあ? 


最後の設問が吹っ飛んだのがヤバいけど、実は、本番の時点では「あ、今日はいけるかも」という気がしていた。以前書いたとおりボクはヨガをやっているのだけど、このB社とそのヨガスクール、戦略や運営方法にいろいろと共通点がある。だからイメージがしやすかった。

大学受験のときも、偶然に得意分野の問題が出題された。そうすると、単に点数がとりやすくなるだけでなく、「運気が自分に向いてきている」という、気持ちのゆとりが生まれる。その後押しがあって、大学は合格できたと思う。

そして、今回も幸い、それに近い感覚を持つことができ、事例4終了まで前向きに臨むことができた(もちろん、実際に合格しているかどうかは全然別ですが)。


でも、takeshiさんの解答なんか見てると、自分のツメの甘さを痛感しますよぅ…。


つづーく。
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